interview 07
竹田 瑞穂
総合企画部
2010年入行
経営企画業務を通じ、
滋賀銀行、お客さま、
地域の発展に
貢献できる手応え
地元愛から入行を決意。他府県での
支店勤務を通じて、視野を広げた。
地元・滋賀県に貢献したいとの思いが入行の理由だとか。
滋賀県で生まれ育った私にとって、滋賀銀行は小さい頃から当たり前のようにある身近な存在でした。就職活動では、大好きな地元で働きたい、地元に貢献したいとの思いを持っており、採用面接で仕事の話を聞いて「ここしかない!」と確信しました。そのときに聞いた「お客さまに寄り添い、融資や資産形成など、さまざまなご提案とサポートを通してお役に立ち、喜んでいただけるやりがいのある仕事」という説明は、私の胸に強く響きました。
入行後は県外の支店も経験したそうですね。
最初は滋賀県内でも一番大きな支店に配属が決まり、お客さまを訪問してさまざまなご提案をする得意先係からキャリアをスタートしました。3年目からは京都、その後、名古屋や大阪などの県外支店での勤務を経験しました。名古屋支店では、自動車メーカーのグループ企業やサプライヤー企業など、年商数百億円クラスの大手上場企業を担当し、大規模な法人のお客さまを相手とした得意先係の知識やノウハウを学ぶ貴重な経験ができました。他府県の支店勤務では、視野を広げることができました。
中小企業診断士の資格も取得されたそうですね。
名古屋支店の後、東京の中小企業大学校で半年間学ぶ機会を得ました。その期間は銀行業務から離れて、全国から集まったさまざまな業界で働く人や自治体から来られている人たちと共に学び、中小企業診断士の資格を取得しました。その後、大阪府内の支店に支店長代理というポジションで配属となり、中小企業診断士としての知識がお客さまの経営や組織分析、さらには支店内の組織づくりにも役立ったのを覚えています。
滋賀銀行グループ全体の
経営に関わる業務に携わり、
大きな手応えを実感
2024年からは、本部で経営企画業務を担当されていますね。
所属している総合企画部 経営企画グループでは、金融庁や日本銀行など監督省庁との窓口として対応する業務をはじめ、投資家のみなさまに向けた情報発信、さらに中期経営計画の策定や役員会議の運用など、多岐にわたる業務を担当しています。まさに本部のなかでも、当行やグループ企業を含めた経営の中枢に関わる仕事で、非常に大きな責任感と緊張感を持ちながら、日々仕事をしています。
重要かつ責任も大きい業務のなかで、やりがいを感じる瞬間は?
現在、私は中期経営計画の運用に関わることをメインとして、設定された経営目標の達成のために、収益向上につながる経営施策や課題解決のための企画を立案し、各部署に伝えて実行まで導くという一連の業務に携わっています。この企画・運用業務では、常にPDCAサイクルを意識しています。困難なことも多いですが、より良い施策を考え、実行することで、本部や全国の支店だけに留まらず、その先のお客さまや地域にまで好影響を与えられるところにやりがいを感じますね。
金融庁や日本銀行との窓口業務はどのようなものですか?
金融庁や日本銀行は、全国の金融機関を監督する役目を担っています。それら監督省庁は、預金者や保険契約者、投資家を保護するため、定期的に金融機関に検査や指導を行っています。監督省庁からの質問に対し、本部や各部署からの情報を取りまとめて、わかりやすい資料を作成して回答する仕事です。
経営企画部門だからこそ得られる成長もありそうですね。
経営企画の仕事では、お客さまや地域のみなさまと直接関わる機会は少ないですが、新規事業を考えたり、新会社立ち上げに関わる企画など、より滋賀銀行の発展を促進し、最終的にはお客さまや地域に貢献できる手応えを実感できます。こうした0から1を生み出す仕事は、知見が少ないなかで手探りで進める難しさはありますが、やり遂げたときの達成感の大きさはもちろん、業務を通じた自身の成長も実感できます。
成長を後押ししてくれる
環境を今後も活用し、新たな業務、
他部署の業務にも挑戦したい!
滋賀銀行で働く魅力とはどのようなものでしょう。
支店での得意先係の仕事を通じて実感したのは、当行と行員がお客さまから非常に信頼されているということです。新入行員時代、大学を卒業したばかりの若い行員であっても、経営者や役員の方々に直接会って対等にお話いただけるという経験をしました。様々な経営者や経営層、財務の専門家と接し、経営者の視点や組織づくり、業界動向などの知見を得て、自分自身を高める。そうした成長のチャンスを若手にも与えてくれることが、当行で働く魅力でしょうね。
本部での業務でやってみたいことや将来の目標は?
私は地元の滋賀をはじめ、他府県での支店勤務を通して、地域性の違いや多様な業界のお客さまのことを学ぶ機会に恵まれました。そうして2024年に本部での業務を挑戦してみたいとの思いから、人材公募制度を利用し、総合企画部で働くというチャンスを得て今に至ります。今後、資本戦略に関わる業務にチャレンジしてみたいですし、その後はまた違う部署も経験して、さらに知見を広げていきたいと考えています。
1日の
スケジュール
1日のスケジュール
08:45
朝礼・経営企画業務
本部の各部門や支店からの問い合わせに対応。
10:00
本部の会議に参加
本部で開催される会議に参加し、経営企画グループの業務や進捗を報告。
11:30
ミーティングに参加
総合企画部や他部署のミーティングに参加し、課題などを話し合う。
12:00
昼食
13:00
監督省庁対応
監督省庁からの質問・問い合わせに対応するため、各部署への確認や集めた情報をまとめ、報告の準備を進める。
16:00
書類・プレゼンテーション資料の作成
夕方から集中して本部会議の資料のとりまとめや各種書類作成に従事。次回の会議に向けたプレゼンテーション資料も作成。
17:15
終業
定時で業務を終え退社するときもあれば、少し業務を継続することも。
オフの日の過ごし方
妻も滋賀銀行で働いており、夫婦共働きで小学校低学年の子どもを育てていますが、長期休暇の取得がしやすく、時短勤務など充実した滋賀銀行の働く環境に随分助けられています。おかげで、毎週土日は、家族揃って買い物に出かけたり、大好きな旅行を楽しんだり、かなり充実していますね。