interview 04
植田 恵介
支店長
2000年入行
地域の発展と未来のために
全てのもとになる
人材育成に注力
地域でトップクラスのシェアと
信頼を誇り、貢献度も高い
滋賀銀行に魅力を感じて
最初に滋賀銀行に対して魅力を感じたことは何ですか?
金融サービスを通して、個人のお客さまや企業と夢やビジョンを共有し、自分たちも一緒になって実現できる、そしてその喜びを分かち合える仕事があることから、金融業界、銀行の仕事に興味を持ちました。そのなかで、滋賀県で生まれ育った私にとって一番身近だったのが滋賀銀行です。応募する前は、全国の中でもビジネス市場としてのポテンシャルが高い滋賀県で地域トップシェアを誇っていること、上場企業であるといったことも魅力に感じていましたね。
そこから選考に進み、別の魅力も感じたことが入行の決め手に?
応募前に感じていた身近な存在であることや地域でのシェア、地域経済への貢献度などの魅力に加えて、「自分にきびしく 人には親切 社会につくす」という行是のもと、行員一人ひとりが「お客さまのために」との思いを抱き、日々事業や業務に取り組んでいることを説明会で知りました。そして、より「ここで働きたい」との気持ちが強くなりました。さらに面接でお話を聞くなかで、企業文化の良さを強く感じられたことも入行の決め手になりました。
"信頼という名のたすき"を
次世代につなぐため
今、支店長として人材育成に全力を傾ける
"信頼という名のたすき"を
次世代につなぐため今、支店長として
人材育成に全力を傾ける
最初の勤務地や仕事について教えていただけますか?
初めて勤務したのは滋賀県内の支店です。最初はお客さまのもとを訪問して、さまざまなご提案をする得意先係からキャリアをスタートしました。若手行員時代は、すでにお取り引きがあるお客さまを中心に担当し、徐々に新規開拓にもチャレンジ。そのなかで実感したのは、地元の方の当行への信頼の高さです。通常、新規開拓においては、すぐにお取り引きができる例は少ないと思いますが、当行ではこれまで諸先輩方が地域で築いてきた信頼がプラスとなって、新規獲得につながることが多々ありました。このことは、その後、京都、東京、三重、岐阜などの滋賀県以外の支店で新規開拓に取り組んだときも実感し、「先人が築いてきた信頼という名のたすきを次につないでいかねばならない」という使命感を持ちました。
現在の支店長としての仕事内容、やりがいはどうでしょう。
私は今、京都府内の支店の支店長として、店舗運営や組織づくり、人材育成を含めたマネジメント業務に携わっています。特に大事にしているのは、部下の成長、人材育成です。そのため、部下のお客さま訪問に同行して、フォローをしながら成功体験を実感してもらい、成長を加速させるようにしています。他にも、自分の考えや意見を言ってもらえる機会を用意し、行員一人ひとりが考え、行動する自律型の組織づくりにも注力しています。部下が育ち、組織力も強化されると自然に団結力も芽生えます。その時は支店長としての大きなやりがいを感じます。今後は支店のリーダーとして、担当地域での当行ファンを増やすという点から、全ての源泉となる人を育て、お客さまの発展や地域の明るい未来に貢献していきたいと思います。
「『三方よし』で地域を幸せにする」
との思いを胸に部下とともに
地域の発展に取り組んでいきたい
入行してからこれまで、滋賀銀行に感じている魅力は?
当行には、私も学生時代からずっと好きな近江商人の「三方よし」の精神が根づき、またそれを継承した行是があります。この考えが行員一人ひとりに浸透しており、全員が「お客さまのために」を第一に考えて行動しています。仲間と協力し、知恵を出し合ってお客さまを支えるといった風景が日常的に見られます。そうしてお客さまの夢が実現した後には、全員で喜びを分かち合えるというのは、当行で働く魅力でもありますね。
業界でも先進的な事業・サービスに関われる喜びも?
琵琶湖がある滋賀県に本店を置く当行では、早くから環境経営に力を入れてきました。お客さまからも「環境と言えば滋賀銀行」とよく言っていただけますし、年々サステナビリティの視点を取り入れた金融商品のニーズも高まっていることも嬉しいところです。まさに世界中でSDGsの動きが加速するなか、当行独自の商品やソリューションを通して、環境問題に取り組むお客さまを支え、さらに地球環境にも貢献できるのは、おもしろいことだと思います。
現在は、ヒューマンファーストという指針もありますね。
支店長のポジションとして私自身も人材育成に力を入れていますが、当行全体では第8次中期経営計画で、「ヒューマンファースト」を掲げ、人的資本経営に力をいれています。もともと人を大切にする風土はあったのですが、今ではさらに進化して、若手をはじめ、性別も関係なく、誰もがなりたい自分を明確に描き、そこから逆算して目標や夢の実現を考えるバックキャスティングでの人材育成メニュー、研修などの支援も充実しています。当行の人を育てる環境の充実度は、誇れるものだと思っています。
これから成し遂げたいこと、実現したいことは?
国内外の金融政策の変化、少子高齢化や人口減少、脱炭素社会への移行、生成AIの革新的な進歩など、世の中はもちろん、金融業界を取り巻く環境も大きな転換点を迎えようとしています。私たち滋賀銀行もこうした不透明かつ不確実な世の中で多くの課題を抱えるお客さまや地域をいかにして支えていくかが大事だと考えます。そのために私自身は、「『三方よし』で地域を幸せにする」という当行のパーパスを現在の支店で部下と共に実践し、真に愛され、必要とされるお店づくりをしていきたいと思います。
1日の
スケジュール
1日のスケジュール
08:45
朝礼・始業
支店全体で朝礼を行い、業務連絡を受けたり、情報共有を行う。
09:00
部下に帯同してお客さまを訪問
部下のお客さま訪問に帯同し、フォローアップを実施。
12:00
昼食
13:00
お客さまを訪問
お客さまの訪問に加え、銀行協会や地元の各種団体の会合に参加。
15:00
支店に戻り、店内業務
融資案件などのミーティング、決裁業務、部下との面談などを実施。その後、翌日の準備も行う。
17:15
終業
終礼で業務報告を受けたり、情報共有をした後、退社。
オフの日の過ごし方
オフの日は家族とともに過ごす時間を大切にしています。最近は、部活動で弓道とテニスをしている2人の息子の試合の応援に行くことが多いですね。妻との時間も大切にしており、よく一緒に愛犬の散歩に出かけ、ゆったりとした時間を共有しています。また神社仏閣を巡って御朱印を集めるといった、新しい趣味も見つけました。