皆さんは、WebアプリのAPI仕様を定義するときはどのような方法をとっているでしょうか。StoplightのようなGUIツールを使うか、それともyamlをそのまま記述するか...。 私は今まで、後者のようにそのまま頑張ってyamlを書いていました。ただ、OpenAPIの文法を覚えなくちゃいけなくって大変だったり、冗長な作業になることもあったりして退屈だなぁーと思っていました。そんな中、この記事の主題であるTypeSpecというものを知って使ってみたので、その内容をこちらにまとめたいと思います。 概要 TypeSpecはMicrosoftが開発をしている、API仕様の定義などに特化した独自言語です。JavaScriptに似た使用感でAPI仕様を記述することができます。また、node.jsのエコシステムでコンパイルまで完結でき、セットアップの手順も少なく簡単でした。 セットアップ コンパイラのダウ