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2025年7月28日 (月)
◆だいやまーく膳所(ぜぜ:滋賀県大津市)のまちを散策しました
散歩好きの私は、折角の機会でしたので京都駅から膳所駅(京都駅より3駅)に向かいました。暑い日でしたがめげずに歩きました。しばらくすると銭湯がありました。子ども時代を懐かしく思い出しました。
しばらく行くと、京阪電車の膳所本町駅が見えてきました。古い建物でした。何となくのんびりした町並みを歩くと膳所高校の看板が見えました。
[画像:1_20250728133002] 膳所本町駅
[画像:2_20250728133002] 町並み
[画像:3_20250728133002] 膳所高校の立て看板
その側に膳所神社がありました。
[画像:11_20250728133202] 膳所神社
しばらく歩くと市民センターと生涯学習センターが見えてきました。
[画像:12_20250728133202] 大津市膳所市民センター
[画像:13_20250728133202] 大津市生涯学習センター
信号を渡ると膳所城跡公園です。
まず目に入ったのは石碑でした。そしてその奥に琵琶湖が広がっています。
[画像:15_20250728133202] 膳所城跡の碑
16_20250728133201「大津市ゆとり創造宣言都市」の碑
4_20250728133501 伊藤雪雄歌碑
[画像:5_20250728133501] 平和の礎(英霊塔)「少年の日の還りくる石鹿の渚辺ぬくし鮎も寄りくる」
6_20250728133501 橋の向こうに近江大橋
7_20250728133501 和田の浜 石碑
膳所公園から湖畔に沿って歩きました。なぎさ公園に入ると、そこにはひときわ目立つ大きな建物が見えてきました。それが、祝賀会の会場であるびわ湖大津プリンスホテルでした。
また、大津市はドイツのヴュルツブルク市と1979年に姉妹都市の提携を結んでいます。
8_20250728133501 びわ湖大津プリンスホテル
9_20250728133501 友好の証「ヴュルツブルク・ハウス」の記念碑
ようやくホテルに到着しました。入口近くにいたホテルの従業員に記念の写真を撮ってもらいました。
汗びっしょりになりましたが、とても気持ち良く散歩ができました。
17_20250728133701 びわ湖大津プリンスホテル前
18_20250728133701 立て看板前
(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)
◆だいやまーく石野富志三郎氏『旭日小綬章』受章記念祝賀会
2025年7月21日(月・祝)、石野富志三郎氏(全日本ろうあ連盟前理事長)の旭日小綬章記念祝賀会に出席するため、滋賀県のびわ湖大津プリンスホテルに行きました。
1_20250728115201 2_20250728115201
11時の受付開始前から3階の会場のロビーではたくさんの手話の花が咲いていました。
12時前に会場に入りました。200人を超える出席者で、会場内は熱気で包まれていました。
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中西久美子全日本ろうあ連盟副理事長が司会を務めました。
開会のことばは、全国手話研修センターの小出新一常務理事でした。石野さんが全国手話研修センターの新理事長に就任されたこともあり、「これからも一緒に全国手話研修センターを盛り上げていきましょう」とのことばがありました。
祝賀会発起人を代表して、石橋大吾全日本ろうあ連盟理事長が「創立70周年のときの伊香保温泉の記念碑除幕式に、すでに亡くなってしまったきこえない人の娘さんが父親の写真を持って参加していただきました。鳥取県で手話言語条例ができて、これまで孤独であったそのきこえない人の家に初めてお正月に家族や親戚が集まったということでした。まさに"手話はいのち"であるということ。この話を全国各地に広めていただいた」と、エピソードを披露されました。
平井伸治鳥取県知事の代理として中西眞治福祉保健部長から「毎年開催している全国高校生手話パフォーマンス甲子園では第1回から参加していただきました。若い人の可能性を引き出す大会に対し、声援を送っていただいていることに感謝申し上げます」と、お祝いのことばがありました。
三日月大造滋賀県知事の代理として園田三恵知事公室長より「このたび受章されましたのは、多年にわたる聴覚障害者の社会的地位の向上に努められたからだと思います。その運動の先頭に立たれ、全国の自治体の議会に対し手話言語法の制定を国に求める活動をしてこられました。みなさんの努力が実り、6月の手話施策推進法制定に結びつきました」と、あいさつがありました。
佐藤健司大津市長の代理として栗本亮障害福祉課長より「大津市のろうあ福祉協会会長や手話施策推進協議会会長を務められ、長きにわたり本市の障害福祉の充実のためにご尽力いただきました。平成31年1月に大津市手話言語条例を制定し、令和6年3月には手話に関する施策を総合的、計画的に実施するため大津市手話施策推進プランを策定しました。今後もより一層のお力添えをお願いいたします」と、あいさつがありました。
発起人の一人である全国手話研修センター黒﨑信幸前理事長より「葬儀の時、普通は『おめでとう』とは言わない。しかし、石野さんは亡くなったご子息に向けて「『誕生日 おめでとう』『保育園 入園 おめでとう』と、何回も『おめでとう』と言えた」と石野さんは言っておられました。これを聞いて、石野さんの家族思いの優しい一面を知ることができました」とあいさつがありました。
社会福祉法人滋賀県聴覚障害者福祉協会の中村正理事より「石野さんと私は、滋賀県立聾話学校時代から55年間のお付き合いです。石野さんは生徒会長で、私は青年教師だったときに、3学期の始業式を生徒がボイコットしたことがありました。それが1つ目のつながりでした。私が別の学校に務めていたときに石野さんは保護者の立場でした。そのとき私たちは作業所作りに奔走していました。これが2つ目のつながりです。3つ目は、法人の初代理事長が辞めると言ったときに、冷静に対応したのが石野さんでした。ここ一番という危機の時の石野さんの頑張りや大局を見る力はすごいと思いました」と、エピソードを交えてあいさつがありました。
一般社団法人滋賀県ろうあ協会の田邊理恵子会長より「湖北地域に住んでいるろう夫婦の生む権利について、当時の石野さんは日本聴力障害新聞の記者として取材し、掲載しました。それが全国的な反響を呼びました。身近に優れた先達がいる。その先達者の思いを受け継いでいきたい」と、あいさつがありました。
祝杯は、全日本ろうあ連盟の髙田英一参与より「受章おめでとうございます。石野さん、奥様のお二人をお祝いし、合わせて皆さまの健康とご多幸を祈念し乾杯します」との発声で乾杯しました。
その後、たくさんの美味しいご馳走を頂戴しました。
また、食事をしながらテーブルごとに石野さんご夫婦と記念写真を撮りました。
1時間後にお祝いのスピーチがありました。
最初に全通研の私から「神奈川集会の交流会で石野さんから激励のことばを頂戴した。これからも三団体で力を合わせていく」ことを述べさせていただきました。
ちなみに、私のスピーチの手話通訳を担当してくださったのは中西副理事長の息子さんでした。ありがとうございました。
その後、5人の方々からあいさつがありました。
鈴木唯美会長(一般社団法人日本手話通訳士協会)
竹下義樹会長(社会福祉法人日本視覚障害者団体連合)
久保厚子顧問(一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会)
西山ゆらさま(水彩画家)
久松三二事務局長(一般財団法人全日本ろうあ連盟)
親族を代表して石野正義さんから「私は兄です。皆さまから温かいことばをいただきありがとうございます。朝早くからご準備いただきました皆さまにも感謝しております。今は亡き両親は、小さいときから富志三郎のことを大変心配をしておりましたが、今日のこの姿を見てとても嬉しく思っているのではないかと思います」と時々手話を使いながらあいさつがありました。
祝電披露
石原保志学長(国立大学法人筑波技術大学)
米津道幸会長(一般社団法人新潟県聴覚障害者協会)
阿部一彦会長(社会福祉法人日本身体障害者団体連合会)
樋口幸雄会長(公益財団法人日本知的障害者福祉協会)
大堀伸子さま
社会福祉法人全国手話研修センター 手話事業課皆さま
炭谷茂会長(公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会)
その他多数寄せられました。
一般社団法人滋賀県ろうあ協会の森田英昭さんと北川みよ子さんから記念品の目録が手渡されました。
また、ご親戚の渡邉日向(ひなた)さん、渡邉向日葵(ひまわり)さんお二人から花束贈呈がありました。
[画像:20_20250728115501] 記念品贈呈
[画像:19_20250728115501] 花束贈呈
最後に石野さんから謝辞がありました。
「今年の5月に受章者式典に参列してきました。15年間全日本ろうあ連盟の理事長として務めさせていただきました。この間、1つ目は障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法、2つ目は東京2025デフリンピックの日本招致、3つ目は手話言語法制定の3つの運動を展開してきました。
創立70周年の記念事業で全日本聾唖連盟結成大会記念碑の"手話はいのち"私が考えました。久松事務局長から「習字で書いて」と言われて書き上げました。伊香保温泉にこの記念碑が建てられています。何故"手話はいのち"なのか。それは先人が守り続けてきたものだからです。手話の使用を厳しく怒られながらも守り続けて、差別と偏見と闘ってきた先人の苦労がありました。きこえない人、きこえにくい人の権利と暮らしを守っていくことが大切です。
写真に飾られていますが娘と息子です。息子は14年前に亡くなりました。東日本大震災が起きた時です。今生きていたら43歳になります。娘は5年前に亡くなりました。コロナ禍のときでしたので葬式は身内だけで済ませました。二人とも重複障害がありましたが、私たちを励ますように笑顔を振りまいてくれました。私たちは子どもたちから元気をもらっていました。亡くなった二人の子どもと共にこの受章を分かち合いたいと思っています。親戚の人もたくさん参加してくれました。参加者の中には初めて会う人もいます。これをきっかけに交流を深めてほしいと思います。
最後に好きなことばを披露します。「生かされて生きてきた。生かされて生きている。生かされて生きていく」と、締めくくられました。
3時間を超える祝賀会は滞りなく終わりました。
出口では石野さんご夫妻が見送りをしてくれました。
米野事務局長も一緒に記念の写真を撮りました。
2009年から2024年まで全日本ろうあ連盟理事長として頑張ってこられた石野さんに心より感謝申し上げます。これまでいっしょに活動して学んだことを今後に生かしていきたいと思います。
新たな出発が実り多きものとなりますよう心から応援しています。
(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)
2025年7月 9日 (水)
「サマーフォーラムinきょうと」の要員集会
第58回全国手話通訳問題研究集会〜サマーフォーラムinきょうと〜
要員集会を開催しました!!
6月29日(日)午後、京都市内でサマーフォーラムinきょうとの要員集会を開催しました。この日は朝から、うだるような暑さで、実行委員会の中で「参加してくださる要員の方々は70〜80人程度かな」と話していたのですが、受付開始の13時30分になると、続々と人が集まり、開会の14時には会議室内の椅子だけでは足りず、急遽他のフロアから椅子を用意しなければならない状態になりました。それでも、まだまだ人が集まり、一つの椅子を二人で座っていただいたり、立ち見の方や床に座られる方も...。
最終的に約160名の参加があり関心の高さがうかがえました。
吉田航実行委員長(京都府聴覚障害者協会会長)の開会あいさつでは、
「1.参加者に楽しんでもらうぞ!」
「2.私たちも笑顔で楽しむぞ!」
「3.(サマーフォーラムを機に)眠っている手話関係者を起こすぞ!」
「4.赤字を出さないぞ!」と、掛け声と共に全員で意思統一を図りました。
その後、要員は交流会、速報、手話通訳などパートごとに分かれて、それぞれの責任者から説明を受け、理解を深めました。
今年のサマーフォーラムは、当初の目標人数を大きく上回り、1,350人程度の方々からお申し込みをいただいており、現在人数を確定するために調整を行っているところです。
会場の定員の関係もあり、第一希望だった講座や分科会にご参加いただくことができず、他の講座への変更をお願いしている方も多くおられます。
実行委員会としては、どの講座や分科会にご参加いただいたとしても、学びが多く、気持ちよくご参加いただけるよう、精一杯準備を進めておりますので、どうかご容赦いただきますようお願いします。
当日は、厳しい暑さが予想されますが、お気をつけてお越しください。実行委員会一同、心よりお待ち申し上げます。
(文/写真 集会担当理事 岩谷誠司)