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統計Today No.126

「政府統計の総合窓口(e-Stat)」が新しく使いやすくなります!

総務省統計局統計情報システム管理官 企画官 土生 勉


はじめに

「政府統計の総合窓口(e-Stat)」(以下「e-Stat」という。)は、各府省が公表している統計データを一元的に提供している政府統計のポータルサイトであり、「政府統計共同利用システム」(以下「共同利用システム」という。)を構成するサブシステムの1つです。
共同利用システムは、「各府省で整備する情報システムの集約を図り、政府全体として効率的なシステム投資を図るとともに、システム運用業務の効率化を図る」という基本理念の下、各府省が保有するオンライン調査システムや統計データ等の提供関連システムなどの統計関係の情報システムを集約し、新たに開発したシステムで、平成20年4月から運用を開始しています。
しかしながら、このシステムも運用開始から約9年が経過し、ハードウェアの老朽化やソフトウェア(プログラム)の保守運用性が低下してきたことから、この度、アプリケーションの再構築や機器構成の見直しなど、全面的なシステム更改を行い、平成30年1月4日から新たに運用を開始することとなりました。


e-Statの機能

共同利用システムの運用開始により、e-Statの利用者は、目的の統計データについて、e-Statに収録された統計データの一覧や検索機能を用いることで、各府省のホームページを個別に探す必要がなくなるなど、簡単に必要な統計データを取得できるようになりました。更に、取得する統計データについては、ユーザーが希望する任意の統計表レイアウトに変更することも可能です。
この外にも、統計データをグラフなどの図表として表示する機能や、地図と統計情報を重ねて表示する「統計GIS」、小地域の統計データとユーザー保有データを用いた地域分析などを可能とする「jSTAT MAP」、統計データを機械判読可能な形式で取得できる「API」など、便利な機能を数多く提供しています。
平成30年1月4日から運用を開始する新e-Statでは、更なるユーザビリティの向上を目指して、以下のような新たな機能の追加等を行います。


新e-Statのトップページ


新e-Statの主な新機能等

1 マルチデバイスに対応した優れたWebデザイン
スマートフォンのような小さな画面でも見やすいフラットデザインを採用するとともに、利用する機器によって最適なサイズに自動レイアウトするレスポンシブWebデザインを採用します。


2 データ検索機能を強化
「府省名」と「統計分野」など複数の検索カテゴリの組合せによる検索を可能とすることで、目的とするデータに的確に誘導します。


3 統計表レイアウトの編集機能を強化
ドラッグ&ドロップによる操作の採用で統計表レイアウトの変更が容易になります。


4 地理情報システムの統合
統計GISの豊富なデータを、高機能な地理情報システムであるjSTAT MAPで利用することで、これまで以上の豊富なデータとユーザー保有のデータを用いた地域分析やレポートの作成など、高度な利用が可能になります。


おわりに

e-Statの概要等について御紹介させていただきました。
新e-Statについては、平成30年1月4日から運用開始いたしますので、是非、御利用ください https://www.e-stat.go.jp
また、システム更改に先立って、平成29年12月11日から、新e-Statのプレサイトの提供を開始しております。https://www.new.e-stat.go.jp
今後も引き続き、ユーザーニーズ等を把握し、更なる利便性向上に資するため、e-Statの改善を図ってまいります。


(平成29年12月11日)


e-Statの項目は、政府統計の総合窓口「e-Stat」掲載の統計表です。

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