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【動画】競泳オリンピアンに興奮 瀬戸大也選手、柳本幸之介選手、中村克選手ら佐賀県内で交流

速く泳ぐためのフォームなどをアドバイスする瀬戸大也選手(右)と中村克選手=佐賀市のアクセス・ジャパンスポーツクラブ

5、6年生の授業でも話をした柳本幸之介選手(中央)=伊万里市の黒川小

パリ五輪などで活躍した競泳のオリンピアンが17日、佐賀県内での交流行事に参加した。瀬戸大也選手(30)と中村克選手(30)=いずれもCHARIS=は佐賀市で水泳教室を開き、伊万里市出身の柳本幸之介選手(20)=日大=は母校の黒川小を訪問。間近で見るトップ選手に、子どもたちは胸を躍らせた。

リオデジャネイロ五輪銅メダリストの瀬戸大也選手と東京五輪などで活躍した中村克選手は、佐賀市のアクセス・ジャパンスポーツクラブで水泳教室を開いた。参加した小学2年から高校3年までの約60人は、両選手の泳ぎを「やばい」「速すぎる」と興奮気味に見守った。

2人は速く泳ぐためのフォームなどをアドバイスし、「体を真っすぐに維持することが重要」「バタ足を強くする練習を大事にして」と指導した。試合当日の食事や、小さい頃の夢などの質問にも答えた。

瀬戸選手は「5歳から五輪を目標に頑張った。きついことも楽しめば力になる」とジュニア時代を振り返り、中村選手は中学生で水泳を始めたことを紹介して「挑戦するのに遅すぎることはない。今を大事にして」と助言した。

佐賀清和高1年の岡愛斗さんは「テレビ中の人という存在だったが、分かりやすく親身に教えてくれた。今できることを真面目にやっていこうと思った」と話した。(北川尊教)

東京、パリ五輪の競泳男子800メートルリレーに連続出場し、パリではアンカーを務めて7位入賞を果たした柳本幸之介選手は、母校の黒川小を訪問。児童と交流し、目標を持つことや諦めないことの大切さを伝えた。

東京を拠点にする柳本選手は、佐賀県チームの一員として出場する国スポに合わせて里帰りした。黒川小では「おかえりなさいパーティー」を企画。花束を贈り、全児童や職員と写真撮影をした。

講演で柳本選手は「夢中になれることを大切に、自分が納得いくようにやりきって」と呼びかけ、質問コーナーで児童から「パリでの一番の思い出は」と聞かれると、「観光はしていないので、(リレーに出場した)4人で決勝に進んだことです」と答えた。

児童を代表して6年の豊川大翔さんが「オリンピックはどきどきしながら応援し、諦めず頑張る姿が格好良かった。僕も柳本選手のようになりたいです」と感謝の言葉を述べた。(青木宏文)

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