台風14号進路を変え、東に進む見込み 21日から3連休、低気圧と台風の影響で全国的に大雨に警戒気象庁発表

2024年09月20日 21:21

台風14号の予想進路図=気象庁、2024年9月20日18時現在(同庁HP引用)

気象庁によると前線を伴った低気圧が北海道の南東海上を東に進んでいる。20日夜には日本海西部で新たな低気圧が発生し、21日にかけて日本海を東に進む見込み。これに伴い、東北地方や北陸地方では21日にかけて大雨となるところがある。

低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となっている。東北地方や北陸地方では雷を伴った激しい雨が降って大雨となるところがあるほか、前線に近い九州北部地方でも雷を伴った非常に激しい雨が降って、大雨になるおそれがある。

22日には台風14号から変わった温帯低気圧が発達しながら日本海から三陸沖に進む見込みで、東北地方から西日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となって、警報級の大雨となるおそれがある。

気象庁は21日18時までの24時間降水量と、その後22日18時までの24時間降水量を次のように予想している。

【各地方の降水量】※(注記)前:21日18時まで。後:22日18時まで

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけている。また、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう注意を呼びかけている。

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