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建て替えのため本館を閉館した佐賀市の百貨店「佐賀玉屋」は24日、南館をリニューアルオープンした。中央大通り沿いに、菓子類などを扱う東別館も誕生。9月には新たにレストランが開店、県内人気フルーツ専門店のスイーツも取り扱う。

地下に今回初めて登場したのは製菓・製パン材料専門店の「富澤商店」。プロが扱う食材を小分けで販売している。中でも一番人気はパンの材料に使われる国産強力粉「春よ恋」。豆菓子やドライフルーツなども充実しており、パンに付けて食べる「ピーナッツきな粉クリーム」も人気という。

弁当やスイーツも充実している。チャイニーズレストラン「シャンリー」、老舗料亭「楊柳亭」、のり弁専門店「佐賀一番乗り」が弁当や総菜を並べる。9月からは、フルーツ専門店「果実工房 新SUN」、チーズケーキ専門「HIWEEK」のスイーツがお目見えする。

3階にはスポーツショップミツハシが出店。セパレートや競泳用など、ゆったりとしたサイズまでそろう。これから水中ウオーキングを始めるのにもよさそうだ。

9月半ばには6階フードホールにレストランが開店する。うどんや丼、グリルメニューなど一人でも家族連れでも利用しやすいラインアップを取りそろえる。(福本真理)