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【動画】佐賀の米おいしい! さがびより14年連続「特A」、夢しずく3年ぶり 2023年産米の食味ランキング

食味ランキングで、さがびよりと夢しずくが「特A」評価を受けたことを喜ぶJAさがの楠泰誠組合長(右)と犬走剛県園芸農産課長=佐賀市の県JA会館

食味ランキングで、さがびよりと夢しずくが「特A」評価を受けたことを喜ぶJAさがの楠泰誠組合長(右)と犬走剛県園芸農産課長=佐賀市の県JA会館

2023年産米の食味ランキングで、佐賀県が開発した「さがびより」が最高位の「特A」に輝いた。14年連続となり、北海道の「ななつぼし」と並んで現在続いている「特A」の最長記録となった。佐賀県産銘柄米の「夢しずく」も3年ぶりに返り咲き、ダブルで「特A」を獲得した。

日本穀物検定協会が29日、発表した。佐賀市で会見したJAさがの楠泰誠(やすのぶ)組合長は「生産者の努力と関係者一丸となった取り組みの成果。今後も良質な米産地として自信と誇りを持ち、生産に努めたい」と喜びを語った。県園芸農産課の犬走剛課長も「例年にない高温が続く中、きめ細やかな栽培管理で夏の暑さに強い両品種の特長を十二分に引き出してもらった」と生産者に感謝した。

県内の23年産米は、茎が分かれる分げつ期(6月下旬〜7月上旬)に日照不足だったものの、出穂期以降の9月からは天候に恵まれて実が充実し、作況指数(平年=100)は「やや良」の103だった。

両品種とも県農業試験研究センターが開発した県の主力銘柄。23年産の作付面積は、さがびよりが6220ヘクタール(作付比率28・0%)、夢しずくは5750ヘクタール(同25・9%)で、両品種で県産米の作付比率の半数を超える。

夢しずくは17〜20年産米が「特A」で、21、22年産米は「A」だった。

食味ランキングは炊いた白飯を審査員が試食し、外観や香り、味、粘りなど6項目を基準米と比べて評価する。今回は全国44道府県から144点が出品、特Aが43点(前年比3点増)、Aが78点(同13点減)だった。(古賀真理子)

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