国内企業物価指数・品目「ナフサ」の仮価格採用およびそれに伴う遡及訂正の実施について(予定)
2009年5月14日
日本銀行調査統計局
国内企業物価指数の品目「ナフサ」(類別「石油・石炭製品」)については、取引価格が決着(決着価格は後決めによる四半期価格)するまでの間、従来、直前の決着価格と同じ価格を計上していましたが、今後は、仮価格(価格が正式に決定するまでの間、決着価格を見越して使用される暫定的な決済価格)を採用することにしました。これにより、5月15日公表予定の企業物価指数(2009年4月速報、2009年3月確報)における総平均指数に影響が及び、2009年1月以降の計数を遡及訂正することとしましたのでお知らせします。
これは、直前の決着価格と当期決着価格とで乖離が大きい場合、定期遡及訂正時(4、10月の年2回実施)の修正幅も大きくなるため、仮価格の採用により修正幅を小さくすることを企図したものです。
本件に関しては、調査統計局 物価統計担当(TEL:03-3279-1111 内線4073)までお問い合わせ下さい。
以上