アジアにおける金融協力
グローバル化が進展し、金融機関や企業の対アジア取引が拡がる中、わが国経済にとって、アジアの金融経済の安定が一層重要になっています。こうした認識のもと、日本銀行では、アジアの金融経済の安定確保に向け、金融協力や技術支援の高度化に取り組んでいます。その推進やアジア関連の調査分析の充実を図るため、2014年6月、従来のアジア金融協力センター(2005年11月11日設置)の機能を引き継ぐ、国際連携課を国際局に設置しました。
同課では、EMEAP(東アジア・オセアニア中央銀行役員会議)をはじめとするアジア関連の会合や、G20などその他の国際会議への対応を行うほか、各国の中央銀行などと協調しながら、引き続きアジアなどにおける金融安全網の整備を進めていきます。
また、新興アジア諸国などにおける金融基盤構築の支援や、研修等を通じたノウハウの提供を行います。日本銀行では、これらの金融協力活動を通じ、アジアの金融部門の頑健性向上への貢献を一段と強化していきます。
照会先
国際局国際連携課
Tel : 03-3277-3561