5中央銀行間のスワップ取極について
2009年4月6日
日本銀行
イングランド銀行、欧州中央銀行、米国連邦準備制度、日本銀行およびスイス国民銀行は、米国連邦準備制度が米国系金融機関に対して外貨の流動性を供与することを可能にするための枠組みについて公表することとした。将来必要が生じた場合、関係中銀間のスワップ取極を通じて、ユーロ、円、ポンドおよびスイスフランが、米国連邦準備制度に供与される。各国中央銀行は、引き続き協力し、国際金融市場の安定促進のために適切な措置を講じていく方針である。
日本銀行の措置
日本銀行は、米国連邦準備制度との間で、時限的な円と米ドルの流動性スワップ取極の締結について合意した。本スワップ取極は、将来必要が生じた場合、米国連邦準備制度に対して、最大10兆円の円資金の流動性を供与するものである。
本スワップ取極の有効期限は、本年10月30日である。
各国中央銀行のスワップ取極にかかる情報
各国中央銀行のスワップ取極にかかる情報は、下記ウェブサイト参照。
- イングランド銀行
http://www.bankofengland.co.uk(外部サイトへのリンク) - 欧州中央銀行
http://www.ecb.int(外部サイトへのリンク) - 米国連邦準備制度
http://www.federalreserve.gov(外部サイトへのリンク) - スイス国民銀行
http://www.snb.ch(外部サイトへのリンク)