チェンマイ・イニシアティブに基づく日=インドネシア間での二国間通貨スワップ取極の増額に係る取極締結<仮訳>
2009年4月6日
財務省、日本銀行
インドネシア財務省、インドネシア中央銀行
日本国財務大臣の代理人たる日本銀行とインドネシア中央銀行は、ASEAN+3財務大臣プロセスにおけるチェンマイ・イニシアティブに基づく二国間通貨スワップ取極(BSA)の増額に係る取極を締結した。これにより、インドネシアが、短期流動性支援を必要とする場合、インドネシア・ルピアを米ドルに交換する場合の上限額は60億米ドルから120億米ドルへ倍増される。
日=インドネシア間では、2003年に初めてBSAが締結された。今回の増額は、金融市場のリスク回避志向の高まりを伴った世界経済の深刻な減速の中で、域内の金融安定化の確保へ向けたASEAN+3メンバー国間の継続的な協力を示すものである。
以上
(参考)2009年4月6日時点におけるチェンマイ・イニシアティブに基づく二国間通貨スワップ取極のネットワークの概要は別紙[PDF 60KB]参照。