チェンマイ・イニシアティブ(CMI)・セカンドステージに基づく日=インドネシア間での第2次二国間通貨スワップ取極締結
2005年 8月31日
財務省、日本銀行
インドネシア財務省
インドネシア中央銀行
- 日本国財務大臣の代理人たる日本銀行とインドネシア中央銀行は本日、CMIセカンドステージに基づく第2次二国間通貨スワップ取極(BSA)を締結した。これにより、インドネシアは、短期流動性を必要とする場合、日=インドネシア通貨当局間で、インドネシア・ルピアを米ドル(上限60億ドル)にスワップすることが可能となる。
- 日・インドネシア間では、2003年2月に、30億ドルを上限とする第1次通貨スワップ取極(BSA)を締結した。その後、2005年5月のASEAN+3財務大臣会議(於イスタンブール)にて、チェンマイ・イニシアティブ(CMI)の強化策(CMIセカンドステージ)を合意した。今回の第2次BSAは、規模の拡大(30→60億ドル)、ASEAN+3サーベイランスのCMIへの統合、IMF支援プログラム無しに引出し可能な幅の拡大(「発動上限額の10→20%」)といった、CMIの強化策(CMIセカンドステージ)を反映したものである。
以上
(参考)
この結果、チェンマイ・イニシアティブに基づく二国間通貨スワップ取極のネットワークは、日中韓及びASEAN5(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ)の計8カ国の間で、計17件、525億ドルとなる(別紙<un0508n.pdf 30KB>参照)。