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きまじめチキン日記

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2014年11月

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9月29日月曜日に陸前高田のバンザイファクトリーさんを訪問して、我杯の制作現場を拝見し、手型を取るキット一式を持ち帰り、会長(父)の手型をとって送り返してしばらく待っていましたが、一昨日届き、両親が揃った昨晩に実家で開封しました。

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じゃーん、この左のが会長の手型の「我杯」で、右のが私の手型の「マギーカップ」です。

我杯の木は岩手県北で取れた山桜だそうで、黒拭漆の仕様です。さすがに手間がかかってます。写真に撮らなかったですが、底に装着する馬蹄鉄が付属しています。もちろん南部鉄器です。

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マギーカップのほうは有り難いことに高橋和良社長からのプレゼントなんですが、底面には「永遠なる友情に乾杯」と書かれていました。

和良さんは、若き頃の私にとって「メンター」にあたる人でしたので友情というにはおこがましいくらいなんですが、嬉しいです。こんど二戸に来られた時にはお返しせねば!

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当たり前ですが、自分のを握ると「ピッタリ正解です」みたいな。

写真を撮らなかったですが、父のを握ると微妙に違います。まあ、当然といえば当然。往年の身長はほとんど変わりないのですけどね。

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母のシャッターで記念撮影してみました。

「お父様のコメントを下さい」と和良社長からフェイスブックで頼まれてましたが、「こんなのよく考えだな!」でした。役に立たないコメントですみません(笑)。創業者視点なんですかね。

そういえば、父だって65年前中学校終わって鶏を飼いだしたベンチャー企業創業者だったのか..。

さて、同封されてきたパンフレットをちらっと拝見するに、 和良社長の岩手への深い愛、こだわりがひしひしと感じられる内容になっています。これをじっくり読むとこのプロダクトの価値が重くなるような感じがします。これからじっくり読みます。

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先日、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」を見ていたら、初登場のジャングルポケット斎藤さんが地元千葉県八千代市に石井食品さんの工場があると自慢してました。うれしいですね。

言うまでもなく石井食品さんは当社のお客様であり、八千代工場で作られるチキンハンバーグ、ミートボールには当社の久慈工場のチキンミンチ肉が使われています。

そういうこともあり先日、ダイレクトイシイで商品を大量注文(ちなみに二度目)。というのも、もともとリーズナブルな価格だし、バリエーションが豊富でこんなに並べて売っているところはないし、送料無料の敷居もかなり低いですし、単身世帯の私にとってもとても有り難いのです。

しかし気が付くと、賞味期限がじわじわと迫ってきました。それを過ぎても普通に食べている私ですが、スケジュールの絡みで消費スピードは上がりそうにないし、ちょっと大量過ぎたので、実家や八戸に持参するしかないか..。

ダイレクトイシイは常温商品なら1,000円以上から送料無料だったりしますので、どうぞご利用ください!

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今朝の掃除の時間、私は鶏魂碑の担当でした。初めてでした。

建ってからそろそろ10年経過するわけですが、ちょっとした傷はありましたがほとんど変わりないように見えました。この石の頑丈さに比べたら、人生なんて一瞬ですね。

コレ私がデザインしたのですが、母が筆で書いてくれた文字があります。改めて見て、やけにキチッとした字だなと思いました。

その遺伝子は私には引き継がれなかったようですが、隔世遺伝で娘には引き継がれたような..。

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「十文字社長、どれくらい出張してるんですか?」とか「東京へはどれくらい来られるんですか?」と先週は質問されることがありまして、いつも曖昧な答え方をしていましたので、昨年12月から今年11月までの1年間のスケジュール実績をカウントしてみました。

外泊の回数は91泊。うち東京圏が27泊、その他国内が41泊、海外が23泊。

「だいたい100泊くらいだと思う」と答えていたのですが、少し少なかった。ちょうど3ヶ月分だけ外泊ということになりますから、4日に1回は外泊ですね。ちなみに家族の都合での八戸泊まりはゼロです(笑)。

それから上京の往復回数は20回でした。偏りはどうかと見てみたら、地元でゴルフが出来ない11〜2月が多かったですね。ま、そういうことです(笑)。

しかし、新幹線で年間20往復ということは、24,000キロにおよそ60万円をJR東日本に支払っていることになり、クルマ1台分の償却額に近いことになりますね。そう考えると高くはないか!?

(写真:ボジョレー・ヌーボの解禁日11月20日の夜、京都某所の飾り付け)

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11月21日金曜日は京都から東京に移動。昼食は映画で何度か行ったことがある日比谷シャンテの地下2階の「ごはんcafe両子の庄」という店を食べログで見つけて行ってみました。

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入り口のメニューを見ると ありました、「菜彩鶏の唐揚げと根菜の黒酢あんかけ膳」(1180円)。

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とろろが付いてて嬉しいですね。さらっとしてるように見えて一つ一つがしっかり吟味されている感じ。

ごちそうさまでした。会計後に名刺を置かせて頂きました。

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今日、1年半乗ったスバルBRZと、中古で半年のBMW Z4が私の手元から離れます。この冬はマツダアクセラオンリーで年を越す予定です。

BRZは16,500キロ走りました。ハイグリップタイヤで山道走るのは最高。今となってはほとんど不満なかったけど、今度買うなら、マイナーチェンジ後のトヨタ86で、16インチのGグレードで、マニュアルトランスミッションで、赤。..と思ってたら市内のガソリンスタンドの店員さんがそれを持ってた!

Z4は、もともと私の中でオープン枠復活で新型コペンのつもりでいたのが、気に入らなくてついつい買ってしまったもの。4,000キロ走りました。2.2リッターは非力だったけどまずまず。色もなかなかいいでしょう!

しかしオープンで走ると確実に体調崩すんですよね。改めて、ダイハツコペンもホンダS660もマツダロードスターも諦めて、サンルーフ命に宗旨変えしようと思ってます。

それとZ4は車高低すぎて、家の前もアイックス(市内の本屋)の前も顎が突いてしまう。なんだかな〜。

ところで、この2台がガレージに佇んでいる姿を見ることでかなり癒やされた気がしてます。何度もぼーっと眺めて「いいなあ」と自己満足に浸ってました。

Z4が最高に美しいのは分かってましたが、BRZがこれほど目も楽しませてくれるとは。ただ、リアのランプだけはやっぱり普通のが良かったけど。

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11月19日盛岡市内の「椿の森mini」で昼食を食べたあと、13:30から始まる県の商工労働観光部の会合に出るまで時間があったので、盛岡城跡公園内を散歩しました。

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紅葉は見頃を過ぎた時期のはずでしたが、まだまだ綺麗でしたので愛機のデジカメ「富士フィルムXQ1」で撮影タイム。

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いいなあ、こういう遊歩道が街にあるなんて。掃除の係の方ごくろうさまです。

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写真好きとしては、今年は紅葉の当たり年だったので、そちこちに出かけて撮影していいはずなんですが、できてませんね。時間の管理が下手なのか、心の余裕が無いのか。

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さて、その県の商工労働観光部長を囲んでの会議ですが、陸前高田、釜石、宮古、久慈といった沿岸と、花巻、盛岡、二戸(私)と内陸の状況報告を聞き比べますと、やっぱり切迫度が全然違います。

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風評被害は依然として続いていたりと大変苦労されていて、こっちは相当恵まれているんだなと改めて実感。

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そして、この日の夜は懇親会があったのですが、皆さんさすがパワフルです。部外者というか、もともと農林水産部寄りの私も引きずられて結構アルコールが入って語ってしまいました。

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担当の方には気を遣ってもらったのか、私の苦手な食べ物を外して、酸化防止剤抜きのワインを紅白用意してましたので飲まないわけにもいかなかったですし(笑)。

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宴席のあと、一風堂のラーメンを食べて盛岡駅前のホテルへ辿り着くのがやっとでした。

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昨日は食鳥業界同友会「21世紀の会」の会合があり、久しぶりに参加。昼は当業界と密接な関係がある滋賀県の株式会社イシダの事業所訪問、夜は京都市内の京料理の店「木乃婦」で忘年会でした。

乾杯の挨拶に立ったご意見番のT3代目会長からは若手への少々の苦言。だからと言うわけでもないのでしょうけど、それから二次会が終わるまで何だか若手と我々ベテランが噛み合わない雰囲気があったような。

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よくある世代間の意識のギャップかな。どこでもこういうことはあるんでしょうね。もしかして先輩たちが幅をきかせると、後輩たちはますます受け身になっていくのかも。それは本来の会の趣旨じゃない。主役は若手の会なんだから。

一度は引退を宣言したのに、こうして呼ばれるとつい参加してしまう私。出ると楽しいんだけど、行くべき場ではないと実感。さらばじゃ!!

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先々月、陸前高田のバンザイファクトリーさんに行ったときに麺製品の製造現場も見せてもらいましたが、実際に使ってパスタを提供しているレストラン「椿の森」には寄れませんでしたので、今回盛岡出張を心待ちにしておりました。

そして昨日の昼食タイムに盛岡市中ノ橋通の「椿の森mini」に到着。そう言えば先日この建物の2階でバンザイファクトリー高橋社長を囲んで楽しい二次会があったのでした。

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メニューを見ると、まず五種類ある麺の選択。当然オリジナルの「星影のパスタ」ですね。

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具は茄子好きなので「茄子とベーコンのトマトソース」を選択。

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まもなく注文の品が揃いました。おお、これかー。

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メニューにあったけど結構太い。

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食べてみると、これは・・旨い!ほんとに!!

アルデンテの感じがあるし、ソースも上々。量はやや少な目で、女性客向けかな。実際、お客さんは入ってましたけど、私以外は皆女性の二人連れでした。

女性に極太麺はどうかとつい心配してしまいますが、漏れ聞こえてきた隣の若い女性二人組にもかなり好評のようでしたよ。

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それからお茶が選べて、九戸産の「甘茶」を選択。

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整腸作用があるし、文字通り少し甘くて美味しいのでおかわりをいただきました。ごちそうさまでした。

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最近誰かが飲んだ席だったかで「十文字さんの名前"保雄"は何だか迫力ないよね」みたいなことを言ってました。

そうは答えなかったですが、正直私もそう思います(笑)。

その命名のいきさつを先月の部門合宿中の「会長に訊く」の時間で、母が質問に答えていました。

生まれた当時、地元の福岡町の町長が国分保男さんで、立派な人だったので候補の一つになったそうです。

そして3つの候補を安養寺の住職のところに持って行ったら、十文字の流れで上から順にどっしりしてくるので、最後に男を雄にしたのだとか。ふーん。

で、たった今、母から聞いたのですが、母は「正人(まさひと)」が良かったそうです。

シンプルなのが好きな私には、正人がよかったなー。サインするのも楽ですしね。でも落選でした。今なら嫁の意見は通るんでしょうけどね。

あと、ここにメモ書きのように記しておきますが、祖父の代までは、わが十文字家は農家で、米、大豆、麦、ひえ、とうもろこしなどを作っていたようです。

ちなみに母の実家は金田一村舌崎の大きなリンゴ農家。夏休みに、林檎の木に登って、青いのを取ってきて、塩を付けて食べたのが美味しかったな〜。

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今日午後は二戸工場で経営会議。先月から12:30に集まって当社食材の昼食を一緒にとって、論評し合おうという企画をしています。

先月は一戸町「いちカラ」 の菜彩鶏唐揚げと菜彩鶏唐揚げバーガーを試食。今月は二戸市「龍潭酒家(ろんたんしゅか)」の期間限定メニューの菜彩鶏黒酢炒めでした。

肉が大きいとか堅いとかあれこれフリートークがありましたが、私にとってナルホドナーだったのは、大半の皆さんがご飯も肉も柔らかいのを欲しているということ。

話を聞いてると、それでいいのかな? もしかして日頃ホントに美味しいものを食べてないからそう感じるのかな?と思えてくることもありました。食べるのも早いようだし。まあ、幹部は食事も早いくらいがいいのかもしれませんが(笑)。

いずれ、試食会で美味しい不味いを論評する前に、こうして自分たちの舌がどういう傾向のものを欲するかの確認はしておいたほうがいいのかもしれませんね。そのいい機会になっていると思います。

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「タレと塩、どっちにしますか?」と聞かれると、だいたい「タレ」と答えています。

「とりあえずビール」と同じくらい聴くセリフ「ヤキトリはやっぱり塩がいいよね」を言われると、答えに窮してしまいます。

正直、塩味は好きなのですが、「こんなに簡単に美味しいと感じてしまう塩ってどうなのかな。ヤキトリで塩を選んでたら塩分摂取量半端無い!」とブレーキがかかっているというところが実情です。

ところで、9月4日放送のNHKクローズアップ現代「道は険しい?"減塩社会"」という特集はなるほど!と思える番組でした。

日本は「減塩後進国」で、進んでいるイギリスは政府の陣頭指揮に食品メーカーが協力して、徐々に塩分を減らして、国民があまり気が付かない内に塩分摂取量を減らすことに成功したそうです。

そういえばイギリスに行って、サンドイッチを食べると、バンズがやたらボソボソしてて、日本と全く違って味がないなと思ってましたが、そういうわけなんですね。

この番組を見てから、日頃食べるものがやたら塩っぱく感じて、こんなにも日本の食べ物は塩漬けになっているのかと危機感を感じてます。

とは言いながら、当社の自動販売機で買った「ソルティライチ」が机に上がっているのですが(笑)。私には選択肢が少なすぎる!

(写真:昨日は一戸町「イチから」が休みでしたので向かいのローソンで新製品、黄金チキンとその旨塩バージョンを購入)

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本日はお忙しい中、弊社バイオマス発電所の安全祈願祭にご臨席賜り誠にありがとうございます。

おかげさまで、地元晴山稲荷神社、古舘宮司様のお導きにより、安全祈願を滞り無く済ませることが出来ましたこと、心より御礼申し上げます。

当社は「人の健康、動物の健康、環境の健康、この3つの最高のバランスを目指します」という企業メッセージを掲げ、地元岩手県北を中心に若鶏肉生産の事業を展開しております。

現在年間5000万羽を生産し、法人別では業界3位、国内生産のシェアは7%となっています。

同時に年間約15万トンの鶏糞が発生しており、現在では発酵肥料と炭化肥料を生産し、最終的には東日本全域の農家さんに安価に提供になり、農業分野への貢献をしてきたと自負しております。

しかしながら国内は畜糞の供給過多という状況と認識しており、鶏糞の有効利用を模索してきました。

10年ほど前に南九州で鶏糞発電が始まり、当社でも健助会長を中心に研究してきましたが、時期尚早ということで見送っておりました。

その後、東日本大震災のあと出来ました新エネルギー買取法の施行により当社は、一企業単独では最大規模になる発電所立ち上げを決断しました。

これは、1日400トン、年間12万6千トンの鶏糞を燃料に、6,250KWを発電し、4,800KWを売電するという計画です。

家庭向けで言えば11,000世帯分の電力であり、軽米町に近隣の洋野町・九戸村を足した3町村分に相当します。

昨今、原子力発電の是非の議論から新エネルギーの重要性が増してきているのはご承知のとおりですが、ブロイラー鶏糞は飼料カロリーの70%が残っているのと、おが屑が混ざっていることで、絶好の燃焼素材であります。しかも太陽光や風力と違って定時定量の発電が可能です。

また、ブロイラー農場が当社でも22ヶ所あり中心地である軽米町に建設できることで移動も最小限となり環境にも優しく、新たな地域循環型エネルギーとして地元の誇りとなり得るのではと存じております。

また資源リサイクルの観点からも、国内の畜糞過剰の軽減につながり、良いことづく目ではないかと存じております。

その実現にご協力いただきました地権者様、近隣にお住まいの晴山地区の皆様、山本町長を始めとする軽米町役場さん、岩手県、国、金融機関、東北電力様、鈴木俊一さまを始めとする国会議員、県会議員、各位のご理解・ご協力無くてはここまで辿りつけなかったものであり、誠に感謝申し上げます。

これから本格的に工事が始まりますと、多くの業者様の工事車両などの出入りが多くなり、目障りになろうと思いますが、何卒ご容赦の程よろしくお願いします。

設計の二戸設計様、プラント工事の倉敷紡績様、建設工事のタカヤ様、電気工事のユアテック様には私共は絶大な信頼を寄せております。

再来年、平成28年4月の完成に向け、各社様には地元の皆様の周辺環境を配慮の上、安全第一でお進め頂ますようお願い申し上げます。

この事業は当社にとって過去最大の投資であり、これまで行ってきた事業とは全く異なる分野の事業でもあります。

しかし、この岩手県北をブロイラー産業国内最大の供給基地と育て上げるための、大きなステップになりうる事業と位置付けております。

引き続き雇用を中心に地元に貢献しながら、地元とともに当社も歩んでいけたらと思っております。

皆様の引き続きのご支援とご協力をお願い申し上げ、安全祈願祭直会の挨拶とさせていただきます。

本日はご参集いただき誠にありがとうございました。


(昨日、無事終了しました。報道記事等へのリンク→岩手日報デーリー東北IBC岩手放送)

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#鶏糞

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10分1000円(今は税込み1080円)で有名な理容チェーン「QBハウス」をときどき利用しています。

先週木曜日には仙台にいて昼のスキマ時間に仙台駅1階にある店に行きました。

他の同じ看板の店と同様、いつもどおりこちらの簡単な注文に20分近く掛けて上等に仕上げてくれました。さすがQBハウス。

今日、録画して見たNHKスペシャル「シリーズ"ジャパン ブランド"第2回"日本式"生活インフラを輸出せよ」でも取り上げられていました。

「上手い、速い、安い」度とかいうのがあるとすれば、QBハウスは牛丼並か、それ以上じゃないですかね。

この番組で取り上げられるくらいですから当然ですが、いかにも日本らしい工夫といいますか、削ぎ落とした「美」がQBハウスにはあるように思います。

今までなかった価値観を提供する、こういう経営にある意味、憧れます。

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先週土曜日、生産部の「協力会社会議」の次第には、社長の挨拶はありませんでした。そして、懇親会の挨拶をと言われたのでその役を務めました。

そういえば前回、私から「会社から入れ替わり立ち代り7〜8人出て、一方的に情報提供やらお願いばかりして、何だか雰囲気良くないんじゃない?」と言った記憶があります。

そしたら、まず社長の挨拶が消えてなくなった(笑)。やってくれるじゃん!

いや、実際、遠慮なくそこにメスを入れてくれたことは偉い! 私のその懇親会のスピーチで褒めさせてもらいました。

それと、もうひとつお願いしていた「協力会社さんからのプレゼン」も次第の中に入って、初めてやってもらいました。

慣れないことをやっていただきましたが、好評だったようです。これを順番にやってもらったら価値ある時間になるはずです。

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この秋の合宿研修での「会長に訊く」の時間で、会長自身がとても反省していたことがありました。

それは、鶏舎をあまりに多種多様に作ったこと。当社は平屋建てから中には3階建てまで、小規模な鶏舎から体育館のような大規模な鶏舎まで、その掛け算で(笑)いろいろな鶏舎があります。

この業界に後から参入した大資本は、統一した鶏舎を建ててましたのではっきりとした好対照になってしまいました。

なぜそうなったのか。土地は多種多様にあって、その形状にあわせて、その時々の会長のアイデアで建てていったとのこと。柔軟性がありすぎたんでしょうね(笑)。

おかげで当社の農場の成績は他社に劣っていたわけで、それを補うために仕入れを..みたいな順番になっていたのでしょう。

管理するならシンプルがいい。30〜40年を経る鶏舎もあってこれからスクラップ&ビルドが必要です。改めてシンプル・イズ・ベストを強化しなければと思いました。

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2冊のビジネス本を携え、出張に出ています。

ひとつは小山昇著「【決定版】 朝一番の掃除で、あなたの会社が儲かる! ―ガラリと生まれ変わった業種別30社の秘密」でこれは2007年に出版されたベストセラー「朝30分の掃除から儲かる会社に変わる―社員ニコニコ業績ピカピカの法則」の書き直しの本となっています。

前書きの中で、時代は変わり朝の掃除が15分とか25分の会社が出てきていることに触れています。当社はたった5分ですのでもしかして時代の最先端を行っているのかな(笑)。

小山さんの著書は20冊以上読んでますので復習みたいなものですが、後半の30社の実例をこれから読むことになりますので楽しみです。

もう一冊は、吉越浩一郎著「社長の掟(おきて) 」です。トリンプの名物経営者だった吉越さんの著書は過去にも読んだ記憶があるのですが、今回は地元の経営者の方から頂戴して読みました。

既に現役の社長を引退した著者が、経営者としてのあるべき姿を書いた本ですが、盛和塾や小山昇さんから学んだところとバッティングするところがあって、どうかなと思ってしまいました。でもそれ以外のほとんどは同じで、経営者の王道はそんなに変わることがないと思いました。

こうしてみると、おかげさまで私にもぶれない軸みたいなものができたのかなと思うこのごろです。 51歳だし、当然でしょうか。

ちなみに守・破・離の観点では、盛和塾ではひたすら京セラフィロソフィを深耕して極める、いわば「守」の徹底を求めるのに対して、小山昇さんは過去の自分を否定し、バンバン自分の殻を破ることまで包含する哲学と言えるのではないでしょうか。

私自身もそろそろ「守」から「破」の段階に移行する時期かなと思っております。

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お客様である、株式会社みちのくジャパンさんの35周年社史「轍(わだち)」を頂いて、3ヶ月でやっと読み終えました。

私にとって社史って漏れなく面白いんですが、みちのくジャパンさんのこの本は別格でした。成長したわが子たちに、つい先日14年前に作った我が社の40周年社史を読むようにと渡したのですが、それよりこっちの方を読んでもらいたいくらい(笑)。

創業者の小原寛社長がカーレースが好きで、その遊ぶ資金を作るがためにレース仲間と会社を作ります。たまたまセミナーのために上京して、隣りに座ったほっかほっか亭の創業者の店を見に行って、食べてみてこれだと惚れ込んで、粘って岩手・青森のフランチャイザーを獲得して、始めたら思った以上に受け入れられ、さすがレーサーだからか寝る間を惜しんで事業拡大していく..。

そういえば私が下宿して通っていた盛岡第三高校の校門の正面に3年生の時だったかに、ほっかほっか亭が出来て、のり弁当とかき揚げ弁当で大変お世話になりました。当時から大繁盛してましたけど、裏では社員教育やら品質管理やらで結構苦労したんですね。

しかしただの「ほっかほっか亭」のエリアフランチャイザーとして栄えているだけじゃなくて、有名な「モスバーガー」「サーティーワンアイスクリーム」のフランチャイジーほか、いくつもの自社開発の飲食店も持ち、果ては東北では前代未聞のアミューズメントパークともいうべき「アメリカンワールド」を成功させ、今やホテル事業にも進出しているという多方面ぶりにも驚嘆してしまいます。

もちろん試行錯誤で閉店・撤退も多々あるようですが、逆に見切りの早さにも感心です。いやはや、濃い!

小原社長のこうした決断力の積み重ねは岩手では比肩するものがないのだろうと思いますが、それとともに早くから社員の育成に相当力を入れているなということがわかりました。

創業当時は八甲田山で「山中合宿」と称して、1週間かけて480キロを歩くということをしたそうです。その最後には座禅の修行で締めたといいますから、小原社長がいかにメンタルに力を注いだかが分かります。..もちろん今では、だいぶ和らいだみたいですが。

いやー、いい勉強になりました。それにしてもこの本は非売品の社史としてというより、ビジネス本としても売れるのではないでしょうか?

またこれを読めば、日頃食べるほっかほっか亭の弁当もより美味しく感じられること間違いなし!

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今日は風が強く、雨が振ったり止んだり、日がさしたり、秋らしい安定しない天気です。

外出もなんなので、クローゼットを含む下駄箱周辺の大改造をしました。1年半前から5人住んでいたのが1人になってスペース的に余裕ができていたのにイマイチ活用できていなかったのですが、やっと手を付けた格好。

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頻繁に使うものを届きやすい位置に、関連のあるものがすぐ取り出せるように裸にして定位置を確保。スリッパはタマにしか無い来客の時だけなので引き出しに仕舞いこんで、見た目好きじゃないスリッパスタンドは廃棄決定。

また、帽子を引っ掛ける物掛け(よーおれ)を買ってきて下駄箱の壁に取り付け。縦に5つの帽子が並んですぐ選べるようにしました。うーん、完璧(笑)。

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仕事で学んだ5Sをプライベートでも生かせて気持ちいいです。昔からこんなふうに身の回りの改造が大好きですが、レベルが上って嬉しい気がします。

ところで当社社員にもこんな風にプライベートでも5Sが役立ってくれているといいな。

(写真:この秋は盛岡ハイランドカントリークラブの紅葉がキレイでした)
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今年初め、部門方針を作成する中で、生産課と種鶏孵卵課にはしつこく「成績を上げようとする自分たち自身がどうレベルアップするのかしっかり考えて方針の中に1項目入れなさい」と言いましたら、種鶏孵卵課は「月1回事務所周辺道路のゴミ拾い実施」を掲げてくれました。

それを見て少し驚き、しかし頼もしく感じました。そして4月から実施していたようで、やっと私も昨日朝7時半からの回に参加してみました。申し訳ないくらい秋晴れで気持ちよかったです。

2班に分かれて、私は八戸自動車道の九戸インターから降りたところの駐車場からのほうに参加。駐車場には空き缶の類がたくさん捨てられていました。ここのゴミ拾いは2ヶ月ぶりとか言ってましたが、あっという間に大きなゴミ袋いっぱいに。

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そして国道340号線を南下。こんなかんじの歩道です。 煙草の吸殻が多いですが、鶏の羽もチラホラ。すみません、当社だって汚してるんです。

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振り返ると私が過ぎたところを社員が念入りに。

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反対方向から来た社員が合流。これで終わりです。毎月やっているからか駐車場以外はそんなにありませんでした。

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」。これは鍵山秀三郎さんの言葉ですが、仕事道の最初の一歩はここにあると思ってます。その習慣付けができれば、間違いなくよりよい仕事ができるはずです。

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