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スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業...公務員
居住都市...フリブール(スイス)

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スイスも菜の花の季節

スイスも菜の花の季節

5月に入り、まだ突然気温が下がって寒くなることはあるものの、菜の花で緑の牧場が黄色く染まり、絵葉書のような風景が広がる季節となりました。

そして4月の終わり頃からは、すでにグリーンや白のアスパラガスが、スーパーにたくさん並ぶように。新型コロナに苦しめられている中、季節は変わらず移ろっていきます(苦笑)。


春にスーパーへ行くと、このようにアスパラガスが束になって売られています

春にスーパーへ行くと、このようにアスパラガスが束になって売られています

さて、この時期は特に、ホワイトアスパラガスが贅沢で美味しい旬の野菜!一般的に、この季節収穫したてのホワイトアスパラガスたちは、かなり高価。

繊細で折れやすく、地中の中に埋まっているホワイトアスパラガスは収穫が手作業で行われることが多いのです。そのため一度に多く収穫するのが難しく、同時に人件費もかかります。

収穫した後も、ダメージを与えたり傷がついたりしないよう、選別や洗浄、運送時にも気を使わねばならないので、なかなか大変そうです。それでもこの時期だけ楽しめる『春の味』なだけあり、ホワイトアスパラガスは人気があります。スイス産だけでは国内の需要に追い付かないため、ドイツやスペインからのホワイトアスパラガスもスイスの店に並びます。


今回購入したのは、スイス・ベルン州産のホワイトアスパラガス

今回購入したのは、スイス・ベルン州産のホワイトアスパラガス

そんなホワイトアスパラガスも、昨年からの新型コロナで受難だったよう。

収穫は長時間拘束される大変な肉体労働なので、ブルガリアやルーマニア、ポーランドなど東欧の人たちが季節労働者として、この時期ホワイトアスパラガスの収穫を手伝うケースが多いのですが、昨年は新型コロナウイルス拡大防止で、それぞれの国の国境が閉鎖され、季節労働者がスイスに入国することが困難でした。


柔らかくて、口の中でアスパラガスがとろけそうです

柔らかくて、口の中でアスパラガスがとろけそうです

今年は、政府がこういった他の欧州国からの季節労働者たちを、スムーズにスイス入国させるべく、スイス入国前後のPCR検査などのシステムを整えたので、アスパラガス農家の人たちは、今回も無事収穫・出荷できる運びとなったそうです。

さて、そうして消費者の手に届いた今年のホワイトアスパラガス。スープやサラダにしたり、凝った調理によってなど、色々楽しむ方法があると思うのですが、シンプルにそのまま茹でて、ソースなどで食べるのが、ある意味一番ぜいたくな食べ方かな。



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