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フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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レストランで出される一般的な魚介類のパエリヤ

レストランで出される一般的な魚介類のパエリヤ

スペイン料理の代表ともいえる「パエリヤ」は、スペイン人にとってレストランで食べるモノではなく、各家各様の家庭料理です。バルセロナでは「パエジャ」と言われ、他の地方に比べ、米を軟らかくして食べるのが好まれます。

パエリヤは、自分の家に人を招待した際やイベントなどで食べる料理で、レストランではあまり注文しないそうです。ですから、レストランに行けば気軽に注文できるわけではなく、「スペインなのに?」と、観光客を驚かすこともあります。

たとえパエリヤがメニューにあったとしても、「時間がかかる」「2人以上でないと受け付けない」と、記してあることが多いです。食べたい時は、前もって予約するのがお互いのためですね。1人前でもOKの店は、すでにある物を温めて持ってくると考えた方がいいです。


店頭にパエリヤの看板が出るところもある

店頭にパエリヤの看板が出るところもある

そこで、現地の人は知っている、耳寄り情報です。

「バルセロナのレストランでパエリヤを食べたい時は『木曜日』に食べに行くと良い」

木曜日は、多くのレストランが「本日のスペシャルメニュー」として、パエリヤを用意しているそうです。理由はいろいろな説がありますが、最も有力なのが、スペイン内戦時、スペインに君臨した独裁者フランコ将軍が、「木曜日は家ではなく、外に出てパエリヤを食べろ!」と、言ったのが始まりだそうです。

本当に言ったか定かではありませんが、レストラン店主は、フランコ将軍が急に来店した時に無かったら大変だと、木曜日は必ずパエリヤを仕込んでおいたものだと、カタルーニャのちょっと年配の方に聞きしました。

その習慣が、今も続いている、という説があります。


スペイン人家族の昼食会の様子

スペイン人家族の昼食会の様子

家庭では、友達や家族が集まる週末に食べることが多いそうです。

前日に、肉、魚、カタツムリ、海鮮物、野菜をそれぞれの方法で下準備しておき、翌日は水と米を付け足し、15分で出来上がるようにしておけば、客人との会話に夢中になっていられると、教えてくださいました。注目する点は、必ず「昼食」にパエリヤを食べる習慣だということ。

夜、彼らをパエリヤに誘うと一瞬引かれるので注意しましょう!




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