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カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業...翻訳者、ライター、記者
居住都市...バンクーバー(カナダ)

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スタバのコーヒーにも税金が

スタバのコーヒーにも税金が

4月から日本の消費税率が、8%に上がりますね。消費税増税で、住民が節約をしなければならないなどと聞きますが、カナダにいる私たちにとっては、8%という税率は低いように感じます。

まずカナダの税制を説明しましょう。州によって異なるので、日本人にとって分かりづらいのですが、
基本的に
・連邦付加価値税(Goods and Services Tax:GST) 5%
そして
・州売上税(Provincial Sales Tax:PST)
の二本立てです。

連邦政府が、いわゆる国にあたります。州売上税の税率は、州によって異なります。たとえば、石油が出てお金持ちのアルバータ州では0%ですが、バンクーバーのあるBC州では7%。合計すると5+7で12%になってしまいます。

ただし、オンタリオ州、ニューファンドランド・ラブラドル州、ニューブランズウィック州、ノバスコシア州では、州売上税と物品サービス税を合わせた統一売上税(Harmonized Sales Tax:HST)を適用しています。

HSTの税率は、
・オンタリオ州、ニューファンドランド・ラブラドル州、ニューブランズウィック州は13%
・ノバスコシア州は15%
です。

と、いろいろ書きましたが、要約すると、5%の連邦政府の税金のみのアルバータ州だけが、日本より低いものの、カナダのあらゆる州で、日本よりも高い消費税を支払っています。

さらに、wikipediaでざっと見たところ、
フランス 19.6%
イギリス 20%
ドイツ 19%
オーストラリア 10%
ニュージーランド 15%
ロシア 18%

と、先進諸国と比べても、日本の消費税率は低いものとなっています。

こういう単純比較できるものではないのでしょうが、それでも「外から見ると」、いいえ少なくともカナダにいると、日本の消費税率は低く感じます。

ちなみに、食品や教育費、処方箋薬などには、税金は掛かりません。






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  • 1 コメント

1 - Comments

道下より:

2014 年 03 月 29 日 14:21:11

食品、教育費、薬は非課税ですか。やはりその考え方は、日本において将来の10%を見据えればそろそろ議論しなくてはならないことですね。

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