カネールブッレの日
2013年10月13日 up
10月4日の数日前からカフェなどで宣伝される「カネールブッレの日」
「カネールブッレ(kanelbulle)」
スウェーデンでは国民に広く知られる菓子パンの一種、カフェでの定番メニューでもあり、スーパーやコンビニ等で手軽に購入できます。
スウェーデンでは10月4日が「カネールブッレの日(kanelbulles dag)」とされています。
つまり「国民がカネールブッレを親しむ日」ですが、具体的には、カフェや店頭でカネールブッレが多く宣伝販売される、また多くの国民がカネールブッレを手作りする(=原料の売上が向上する)というような商用効果もねらいであるようです。
手作りも比較的簡単、日本にある材料でも作ることができます。
以前にクリスマスにもおすすめと紹介いたしましたが、カネールブッレはもちろん一年中国民に親しまれています。詳しいレシピにつきましては、過去の記事をご参照下さい。
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2011111875839
手作りのカネールブッレ生地、焼く前に二次発酵する前と後の写真です。
我が家では一日遅れて10月5日に、カネールブッレを手作りしましたので、その写真を合わせて紹介いたします。
以前のレシピにシナモンクリームのシナモンは大さじ1とありますが、強めの香りがお好きな方は倍量程度入れても良いかと存じます。また、このレシピは市販のカネールブッレと比較するとかなり甘さ控えめなので、甘いのがお好きな方は砂糖を多めに入れるなど、お好みでお作りいただければと存じます。
ちなみに日本ではドライイーストのほうが流通が多いようですが、スウェーデンでは生イーストが手軽に入手できます。もちろんドライイーストでもカネールブッレは作ることができますが、できれば生イーストのほうが香りが引き立ちおすすめです。
イェッテブッレ(jättebulle)=巨大カネールブッレも手作り
10月4日が「カネールブッレの日」に設定されたのは、1999年の導入時、スウェーデンの「子どもの日(祝日ではありませんが)」にあたる10月第一土曜日であったことにもより、子ども達も大好きなカネールブッレを国民により身近に感じてもらおうと設定されたとも言われています。
焼きあがったカネールブッレ
3月25日は「ワッフルの日」(http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201032685329)など、他にも同様の特定日があります。
10月4日生まれの知人に「誕生日は毎年カネールブッレでお祝い?」というジョークも言ってみたのですが、何月の何週目の何曜日などというのとは違い、その日が誕生日など一部の人にとっては、わずかながらも微妙に感じる部分があるのかもしれませんね。
レポーター「山本 グィスラソン 由佳」の最近の記事
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2 - Comments
かなやより:
2013 年 10 月 13 日 14:44:43
いい年をしてと笑われるかもしれませんが、私も菓子パンが大好きです。どんな食感で、どんな味がするのでしょう。興味津々です。
いとうより:
2013 年 10 月 13 日 15:44:39
いとうです。
「シナモンロールの日」そしてその日は多くが手作りされ、さらに店頭でも
売れる、これって日本ではバレンタインのチョコみたいに売れるんで
しょうか。
でも、1年で一番売れる日であることは間違いなさそうですね。
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