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スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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皆様も「シナモンロール」というパンをご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。少し甘みがあり、シナモンの香り漂う渦巻状のパンですが、この発祥地は実はスウェーデンです。

スウェーデン語で「kanelbulle/カネールブッレ」と呼ばれ、国民誰もが知るお馴染みのパンです。カフェに行くと必ずといって良いほど置いてあり、もちろんスーパーでも買うことが出来ます。


市販のカネールブッレ

市販のカネールブッレ

スパイスはシナモンとカルダモンを使いますが、クリスマスのスパイシーな雰囲気を出すにも、パーティーで皆でいただくにもぴったりです。

今回そのレシピを紹介させていただきます。(このレシピは私のオリジナルです)

材料 カネールブッレ40個分

<生地>
牛乳 400ml
卵 1個
強力粉 800g
バター 150g
砂糖 80g
塩 小さじ2
生イースト 25g
カルダモン(ホール) 小さじ2分の1

<シナモンクリーム>
バター(室温にもどす) 100g
砂糖 50g
シナモン 大さじ1

<仕上げ用>
卵 1個
打ち粉(強力粉) 適量
砂糖(あればパールシュガー、なければブラウンシュガーがおすすめ)


作り方

1.バターを鍋で溶かす。
2.牛乳と卵を混ぜて、カルダモンも加え、溶かしバターの鍋に少しずつ加え、40度ぐらいまでかき混ぜながら(卵が煮えないように)温める。温まったら、カルダモンの粒を取り除く。
3.2に生イーストと砂糖を加え、かき混ぜながら溶かす。
4.3に強力粉、塩を加え、生地をこねる。(ホームベーカリがあれば便利、なければ10分ぐらい手でこねる。)
5.4の生地をまとめ、50度ぐらいの湯せんのもとで40分一次発酵させる。(その間にシナモンクリームを作っておく)

シナモンクリーム:バターに砂糖とシナモンを加えてハンドミキサーで混ぜ、クリーム状にする。

6.5をガス抜きし、めん棒で伸ばす。こしが出るまで折りたたみながら伸ばすのを5回ぐらい繰り返し、形の整った長方形型にする。(打ち粉を使う)
7.6の表面にシナモンクリームを塗り、クリームのついた面が内部に来るように、生地を渦巻き状の棒型にする。
8.7を同じ厚さに切り分け、天板に並べる。
9.8を40分二次発酵させる。(その間にオーブンを温めておく)

10.9につやだし用の卵をはけで塗る。
11.パールシュガー(または他種の砂糖)を飾りつける。
12.200度のオーブンで10〜15分、生地がきつね色になったら取り出す。少し冷ましてからいただく。


私も先日手作りしてみましたが幸いにも評判良く、焼きたての味はやはり最高と思いました。


手作りしたカネールブッレ

手作りしたカネールブッレ

クリスマスのパンとしての定番は「ルセカット」と言われるサフランの入ったパンですが、カルダモンやシナモンクリームは使わず、2の段階でサフランの溶液を加え、渦巻きにして切る代わりに形を整えると、同様に作ることが出来ます。


サフランパン「ルセカット」

サフランパン「ルセカット」

フランク作曲のPanis Angelicus/天使の糧(パン)という有名な宗教曲もありますが、パンと言うとクリスマスを思い浮かべるのは、キリスト教の影響の大きい欧米だからこそという気がします。

今年のクリスマスは、手作りの「カネールブッレ」でいかがですか?



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