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スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業...公務員
居住都市...フリブール(スイス)

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店員は"神様"です?!

2012年06月27日 up

ルツェルンはスイスでも多くの観光客が訪れる街の一つ

ルツェルンはスイスでも多くの観光客が訪れる街の一つ

先日、スイスの中央に位置する州ルツェルン(Luzern)が、土曜日の店の営業時間を午後4時までから午後5時までに延長するか否かという住民投票を行ったのだそうですが、開票結果は"Nein(否決)"に終わったのだそうです。
そういうわけで、ルツェルンでお買い物を土曜日にしたい人は、午後4時までに済ませないと、お店がほとんど全部閉まってしまう――ということになります。実は私の在住するフリブール州でも、2009年に全く同じ件に関する住民投票が行われたことがありました。結果はやはり"Non/Nein(否決)"され、がくぜんとしたのを覚えています。週末の一番ショッピングを楽しみたい時にお店が午後4時で閉まり、街はゴーストタウンのようにしーん、となる風景は未だもって慣れません(苦笑)。日曜日はレストランや駅・空港内の店を除き、ほとんどの店は終日閉まっていることが多いです。


週末は、お金をかけずにのんびり自然の中で過ごすのが一番!

週末は、お金をかけずにのんびり自然の中で過ごすのが一番!

この昨今の不景気の中、少しでもお金を稼いでおくほうが賢明なんじゃないかとか、週末に出勤したらその分手当てが出るから、そのお金で美味しいもの食べにいけるんじゃないか、などゲンキンなこと単純に考えてしまう私なのですが、営業時間延長に関する投票が否決になる理由(この手の投票はスイスのあちこちで頻繁に行われるそうなのですが、9割がたはノーという結果になるのだとか)というのが、

『週末の忙しい時に勤務をさせると、従業員に余計なストレス がかかる』『週末や夜間にショッピングを楽しみたい人たちは、その同じ時間を仕事に裂き、自分の趣味や家族との貴重な時間を犠牲にしているということを心 において欲しい』といった理由がゾロゾロ出てきて、びっくり......。
日本だと<お客様は神様です>的な考えがあるように思いますが、スイスでは逆ということなのでしょうか。でも今までそういう発想をしたことが一度もなかったので、新鮮でした。

スイスは自然に恵まれた国なので、店など商業施設よりも山や湖などで家族や気の置けない仲間たちと、楽しいひとときを過ごす方に重きを置く人が多いからかもしれませんね!





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