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ついにカタルーニャ地方の人々が、楽しみにしていたサン・ジョルディの日が来ました。
クリスマスよりも街が賑やかになる日です。
というのも、街の通り全てに「花屋」と「本屋」の露店が広がるからです。
それは派手で活気が有ります。
去年も、お知らせしたので今年は...と思っていたのですが、この街全体の勢いに押されてしまいました。

旧市街目抜き通り「ランブラス大通り」のこの日の様子です。

男が女にバラを、女が男に本を贈ると言うのが伝統です。
バラは深い歴史から由来されていますが、本は1920年代に、シェークスピアやセルバンテスらが亡くなった日と推進し、導入し始めたのでした。

この日のバルセロナでは、愛する人に贈り物を選ぶ楽しみの他に、色々な楽しみ方が有ります。

*カフェやパティスリー店の中には、スペインの代表的物語『ドン・キホーテ』を音読し、お客さんにサービスします。

サン・ジョルディ祭の旧市街のカフェの様子

*伝統的なサン・ジョルディ祭のパンも有ります。
この祭りのシンボルカラーの黄色とバラ色の縞模様です。
色別に味比べを楽しみましょう。

サン・ジョルディ祭の1日のみ販売される伝統パンです

*市役所や自治政府庁も見学無料開放です。
いつもは出来ませんが、この日の特別プレゼントです。

市役所正面。旗の色に注目!パンとそっくりでしょう?

*夕方には、通りや広場でサルダーナと言うこの地方特有のダンスが、オーケストラを伴い繰り広げられます。
一緒にダンスし盛り上がりましょう。

今年は会社も学校もある、平日の金曜日です。
でも、この祭日は、仕事を抜けて本屋に行っても許される日なのでした!
こういう会社側の寛大さ!粋ですね。

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タグ:サン・ジョルディ,Sant jordi,サン・ジョルディ祭の楽しみ方

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