last update: 20110729
1978年9月生まれ。一橋大学大学院経済学研究科特任講師。専門は厚生経済学・社会選択理論・環境経済学。
無羨望としての衡平性や平等等価基準に基づく衡平性概念の研究、
辞書式組合わせに基づく妥協法の論理的性能に関する研究、
ピグー=ドールトンの移転公理に基づく世代間衡平性の研究で博士(経済学)学位を取得。
◆だいやまーく学歴
2001年 3月 一橋大学経済学部卒業
2003年 3月 一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了 修士(経済学)号取得
2008年 1月 一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了 博士(経済学)学位取得
◆だいやまーく職歴
2003年 4月 〜 2008年 3月 21世紀COEプログラム「現代経済システムの規範的評価と社会的選択」RA/TA
2005年 4月 〜 2007年 3月 21世紀COEプログラム「現代経済システムの規範的評価と社会的選択」若手研究員
2008年 4月 〜 2009年 3月 立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラル・フェロー
2009年 4月 〜 2011年 3月 国立障害者リハビリテーションセンター研究所流動研究員
2009年 4月 〜 現在 立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員
2011年 4月 〜 現在 一橋大学大学院経済学研究科特任講師
■しかく単著
◆だいやまーく坂本徳仁 (2008) 『規範経済学及び社会的選択理論に関する4つのエッセイ』,一橋大学大学院経済学研究科.
■しかく編著
◆だいやまーく坂本徳仁,
櫻井悟史 [編] (2011)
『聴覚障害者情報保障論―─コミュニケーションを巡る技術・制度・思想の課題』(生存学研究センター報告16),生活書院,254p. ISSN 18826539
※(注記)
■しかく論文・著書等(査読付き論文については名前の前に※(注記))
◆だいやまーく※(注記)坂本徳仁 (2009) 「三途の川の船賃くらいケチんなくたっていいんじゃない?――高齢者医療と終末期医療の経済分析」,
『生存学』, Vol.1, pp.42-54.
◆だいやまーく※(注記)坂本徳仁(2009)「人工内耳装用児におけるリテラシー・言語・学力」,『Core Ethics』,Vol.5,pp.161-170.
◆だいやまーく坂本徳仁,森悠子(2010)「2010年3月実施のアンケート調査の分析結果について」,全国難聴児を持つ親の会季刊誌『べる』,No.150,pp.16-23.
◆だいやまーく※(注記)坂本 徳仁(2010)「辞書式組み合わせに基づく折衷法と社会的判断における整合性」,『経済研究』,第61巻4号,pp.302-310.
◆だいやまーく坂本徳仁,
佐藤浩子(2010)「手話講習会受講者の属性と動機づけについての調査研究」,聴覚障害者の情報保障研究会 [編] 『財団法人みずほ福祉財団研究助成「効率的かつ持続可能な手話通訳制度の構築可能性に関する研究」研究報告書』,pp.5-19.
◆だいやまーく坂本徳仁,広津侑美子(2010)「手話通訳の利用状況に関する聴覚障害者への聞き取り調査」,聴覚障害者の情報保障研究会 [編] 『財団法人みずほ福祉財団研究助成「効率的かつ持続可能な手話通訳制度の構築可能性に関する研究」研究報告書』,pp.20-37.
◆だいやまーく坂本徳仁(2010)「手話通訳制度の経済分析」,聴覚障害者の情報保障研究会 [編] 『財団法人みずほ福祉財団研究助成「効率的かつ持続可能な手話通訳制度の構築可能性に関する研究」研究報告書』,pp.38-44.
◆だいやまーく※(注記)坂本徳仁,
佐藤浩子,
渡邉あい子(2011)「手話通訳事業の構造的課題に関する考察――金沢市・京都市・中野区の調査から」,『Core Ethics』,Vol.7,pp.131-140
[PDF].
◆だいやまーく坂本徳仁(2011)
「はじめに」,坂本徳仁,
櫻井悟史 [編]
『聴覚障害者情報保障論―─コミュニケーションを巡る技術・制度・思想の課題』(生存学研究センター報告16),生活書院,pp.5-9.
◆だいやまーく坂本徳仁(2011)
「聴覚障害者の進学と就労――現状と課題」,坂本徳仁,
櫻井悟史 [編]
『聴覚障害者情報保障論――コミュニケーションを巡る技術・制度・思想の課題』(生存学研究センター報告16),生活書院,pp.14-30.
◆だいやまーく坂本徳仁(2011)
「言語の費用負担と言語的正義の問題」,坂本徳仁,
櫻井悟史 [編]
『聴覚障害者情報保障論――コミュニケーションを巡る技術・制度・思想の課題』(生存学研究センター報告16),生活書院,pp.103-117.
◆だいやまーく坂本徳仁,
櫻井悟史,鹿島萌子(2011)
「音声認識エンジンを用いた情報保障の現状と課題」,坂本徳仁,
櫻井悟史 [編]
『聴覚障害者情報保障論――コミュニケーションを巡る技術・制度・思想の課題』(生存学研究センター報告16),生活書院,pp.144-156
◆だいやまーく坂本徳仁(2011)
「補論 音声認識を用いた情報保障システム運用の課題」,坂本徳仁,
櫻井悟史 [編]
『聴覚障害者情報保障論―─コミュニケーションを巡る技術・制度・思想の課題』(生存学研究センター報告16),生活書院,pp.157-159.
◆だいやまーく坂本徳仁,
佐藤浩子,
渡邉あい子(2011)「手話通訳事業の現状と課題――3つの自治体調査から」,坂本徳仁,
櫻井悟史 [編]
『聴覚障害者情報保障論――コミュニケーションを巡る技術・制度・思想の課題』(生存学研究センター報告16),生活書院,pp.160-170.
◆だいやまーく坂本徳仁(2011)
「補論 手話通訳制度の改善に向けて」,
坂本徳仁・
櫻井悟史 編
『聴覚障害者情報保障論―─コミュニケーションを巡る技術・制度・思想の課題』(生存学研究センター報告16),生活書院,pp.171-178.
◆だいやまーく坂本徳仁(2011)
「障害者差別禁止法の経済効果」,坂本徳仁,
櫻井悟史 [編]
『聴覚障害者情報保障論――コミュニケーションを巡る技術・制度・思想の課題』(生存学研究センター報告16),生活書院,pp.179-188.
◆だいやまーく坂本徳仁(2011)
「あとがき」,坂本徳仁,
櫻井悟史 [編]
『聴覚障害者情報保障論―─コミュニケーションを巡る技術・制度・思想の課題』(生存学研究センター報告16),生活書院,pp.250-254.
■しかく投稿・査読中の論文
◆だいやまーくNorihito Sakamoto, "Envy-Freeness, Efficiency, and Collective Rationality," revision requested by
Social Choice and Welfare.
◆だいやまーくNorihito Sakamoto, "Impossibilities of Paretian Social Welfare Functions for Infinite Utility Streams with Distributive Justice," revision requested by
Social Choice and Welfare.
◆だいやまーくNorihito Sakamoto and Yuko Mori, "Determinants of Academic Achievement among Deaf and Hard of Hearing Children in Japanese Regular School."
■しかく研究資金獲得状況
◆だいやまーく日本学術振興会科学研究費補助金(若手研究スタートアップ)
「ろう教育の有効性:聴覚障害者の基礎学力向上と真の社会参加を目指して」,研究代表者,2008年4月-2010年3月,直接経費257万円.
◆だいやまーくみずほ福祉助成財団 研究助成「効率的かつ持続可能な手話通訳制度の構築可能性に関する研究」研究代表者,2009年11月-2010年10月,123万円.
◆だいやまーくファイザーヘルスリサーチ振興財団 国内共同研究「安楽死・尊厳死に関する規範的研究」研究分担者(研究代表者:有馬斉),2009年11月-2010年10月,100万円.
◆だいやまーく文部科学省科学研究費補助金(若手研究B)「聴覚障害教育および障害者雇用政策に関する理論・実証分析」研究代表者,2010年4月-2014年3月,直接経費300万円.
◆だいやまーく文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究(研究課題提案型)「異なる身体のもとでの交信――本当の実用のための仕組と思想」連携研究者(研究代表者:立岩真也),2010年4月-2011年3月.
■しかくその他
◇プロジェクト
◆だいやまーくグローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト
「障害者の生活・教育支援」研究会 研究メンバー 2008年度、2009年度
■しかく読書ガイドのコーナー (立命館大学大学院先端研の院生向け)
■しかく作成資料(経済学関連)
◆だいやまーく鈴村 興太郎(すずむら・こうたろう)
◆だいやまーく蓼沼 宏一 (たでぬま・こういち)
◆だいやまーく吉原 直毅 (よしはら・なおき)
◆だいやまーくArrow, Kenneth J. (ケネス・アロウ)
◆だいやまーくAtkinson, Anthony B. (アンソニー・アトキンソン)
◆だいやまーくBossert, Walter (ウォルター・ボッサール)
◆だいやまーくDasgupta, Partha (パーサ・ダスグプタ)
◆だいやまーくFleurbaey, Marc (マーク・フローベイ)
◆だいやまーくKolm, Serge-Christophe (セルジュ=クリストファ・コルム)
◆だいやまーくSen, Amartya K. (アマルティア・セン)
◆だいやまーくThomson, William L. (ウィリアム・トムソン)
◆だいやまーくSen, Amartya K. (1985=1988)
『福祉の経済学』.
◆だいやまーくYoung, H. Peyton (1995)
Equity.
◆だいやまーくBrams, Steven J.; Taylor, Alan D. (1996)
Fair Division.
◆だいやまーくArrow, Kenneth J., et al. [eds.], (2000)
Meritocracy and Economic Inequality.
◆だいやまーくSalkever, David S.; Sorkin, Alan [eds.], (2000)
The Economics of Disability.
◆だいやまーくEasterly, William (2001=2003)
『エコノミスト 南の貧困と闘う』.
◆だいやまーくLambert, Peter J. (2002)
The Distribution and Redistribution of Income, 3rd ed..
◆だいやまーくKolm, Serge-Christophe (2002)
Modern Theories of Justice.
◆だいやまーくSen, Amartya K. (2002)
『貧困の克服』.
◆だいやまーくMoulin, Herve (2004)
Fair Division and Collective Welfare.
◆だいやまーくBarbanel, Julius B. (2005)
The Geometry of Efficient Fair Division.
◆だいやまーくBlau, Francine D., et al. (2005)
The Economics of Women, Men, and Work, 5th ed.
◆だいやまーくSachs, Jeffrey D. (2005=2006)
『貧困の終焉』.
◆だいやまーくKolm, Serge-Christophe (2005)
Macrojustice.
◆だいやまーくEasterly, William R. (2006)
White Man's Burden.
◆だいやまーくLevitt, Steven D.; Dubner, Stephen J. (2006=2007)
『ヤバい経済学 [増補改訂版]』.
◆だいやまーくRoemer, John E. (2006)
Democracy, Education, and Equality.
◆だいやまーく吉原 直毅 (2008)
『労働搾取の厚生理論序説』.
◆だいやまーくFleurbaey, Marc, et al. [eds.], (2008)
Justice, Political Liberalism, and Utilitarianism.
■しかく作成資料(聴覚障害関連)
◆だいやまーく我妻 敏博 (あがつま・としひろ)
◆だいやまーく齋藤 佐和 (さいとう・さわ)
◆だいやまーく長南 浩人 (ちょうなん・ひろひと)
◆だいやまーく都築 繁幸 (つづき・しげゆき)
◆だいやまーく鳥越 隆士 (とりごえ・たかし)
◆だいやまーく中野 善達 (なかの・よしたつ)
◆だいやまーく森 寿子 (1992)
『改訂版 重度聴覚障害児の音声言語の獲得』.
◆だいやまーく太田 富雄 (1994)
『聴覚障害児の語音識別に関する実験的研究』.
◆だいやまーく須藤 貢明 (1994)
『聴覚障害児教育における言語指導に関する研究』.
◆だいやまーく草薙 進郎・四日市 章編 (1996)
『聴覚障害児の教育と方法』.
◆だいやまーく鄭 仁豪 (1996)
『聴覚障害児の読みのプロセスに関する実験的研究』.
◆だいやまーく吉岡 博英・四日市 章・立入 哉編 (1996)
『聴覚障害教育情報ガイド』.
◆だいやまーく鷲尾 純一 (1997)
『重複障害児の聴力評価と聴覚補償に関する研究』.
◆だいやまーく浜田 豊彦 (1998)
『難聴児の聴覚活用の発達に関する研究』.
◆だいやまーく我妻 敏博 (1998)
『聴覚障害児の文理解能力の研究』.
◆だいやまーく板橋 安人 (1999)
『聴覚障害児の発音技能の形成に関する研究』.
◆だいやまーく齋藤 友介 (1999)
『聴覚障害児の読話に関する実験的研究』.
◆だいやまーく中野 善達・吉野 公喜 編著 (1999)
『聴覚障害の心理』.
◆だいやまーく四日市 章 (2002)
『聴覚障害児の字幕の読みに関する実験的研究』.
◆だいやまーく長南 浩人 (2006)
『聴覚障害者の日本語指導における手話の使用に関する研究』.
◆だいやまーく中川 辰雄 (2007)
『聴覚障害児の補聴器装用下における聴能の評価』.
◆だいやまーく黒田 生子 (2008)
『人工内耳とコミュニケーション』.
■しかく作成資料(その他)
◆だいやまーく山形 浩生 (やまがた・ひろお)
◆だいやまーくDaly, Martin; Wilson, Margo (1988=1999)
『人が人を殺すとき』.
◆だいやまーくDiamond, Jared (1997=2000)
『銃・病原菌・鉄』.
◆だいやまーくSokal, Alan D.; Bricmont, Jean (1998=2000)
『「知」の欺瞞』.
◆だいやまーくRawls, John; ed. by Herman, Barbara (2000=2005)
『ロールズ哲学史講義』.
◆だいやまーくEhrlich, Robert (2001=2004)
『トンデモ科学の見破り方』.
◆だいやまーくLomborg, Bjorn (2001=2003)
『環境危機をあおってはいけない』.
◆だいやまーくKymlicka, Will (2002=2005)
『新版 現代政治理論』.
◆だいやまーくPinker, Steven (2002=2004)
『人間の本性を考える』.
◆だいやまーくEhrlich, Robert (2003=2007)
『怪しい科学の見抜きかた』.
◆だいやまーくFrankfurt, Harry G. (2005=2006)
『ウンコな議論』.
◆だいやまーくDawkins, Richard (2006=2007)
『神は妄想である』.
◆だいやまーく稲葉 振一郎・松尾 匡・吉原 直毅 (2006)
『マルクスの使いみち』.
◆だいやまーくAyres, Ian (2007=2007)
『その数学が戦略を決める』.
◆だいやまーくRawls, John; ed. by Freeman, Samuel (2007)
Lectures on the History of Political Philosophy.
*作成:坂本 徳仁