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時短父さんの投資生活

日米の高配当株・連続増配株などへ投資して、経済的な自由を手に入れること、配当金で生活することを目標にしています。3児の父で、2020年末まで時短勤務で働いていました。またいつか時短に戻りたい。

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投資哲学・ルール

こんにちは。時短父さんです。

ここ数日間は各国の大型経済対策を好感してか、株式市場は良い兆しを見せています。といっても、最高値だった頃からはまだ20%以上低い水準ですし、これが本格的な回復に向かうのかはまだ見通せていません。

私は個別株の他にいくつかの投資信託を保有していますが、これらも個別株と同様に資産を溶かしてしまっています。もちろん今すぐ使う資金ではないので焦って売却とかはしません。しかし、ちょっと気になったのは、保有する投資信託のなかでバランス型ファンドがあったなということ。このバランス型のパフォーマンスが気になりました。


保有しているファンドは以下の通りです。
1セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(以下、SVGB)
2セゾン・資産形成の達人ファンド(以下、資産形成の達人)
3iFreeS&P500インデックスファンド(以下、S&P500インデックス)
4DIAM外国株式インデックスファンド(以下、外国株式インデックス)

なんだかんだ4つも投資信託を保有しているのですが、バランス型(SVBG)、アクティヴ運用(資産形成の達人)、パッシヴ運用(S&P500インデックスと外国株式インデックス)の3種類をうまい具合に持っていました。これら4つファンドのパフォーマンスはこの暴落局面でどうだったのか?検証しておこうと思います。

まずは各ファンドの特徴から振り返ります。

最初の2つは直販会社のセゾン投信が出しているファンドで、1SVGBは世界の株式と債券を半々で運用するバランス型ファンドですね。債権を組み入れているので、株式相場が不調な時は緩衝材となる一方で、好調な時はその勢いを全て活かし切れない難点があります。

2資産形成の達人は世界の株式に投資するアクティヴファンドです。アクティブ運用は強気相場ではインデックスより高いパフォーマンスを発揮することが多いですが、弱気相場では下回ることもあります。相対的には高めの手数料があるのが難点です。

3S&P500インデックスは、大和証券が出していているiFreeシリーズで、米国株の主要株価指数S&P500に連動するインデックスファンドです。米国株は2月中旬までは最高値を更新するほどの勢いがあり、世界一の経済大国である米国企業が生み出す利益を存分に味わえます。一国の経済に頼っているので、それが難点になる場合もあります。

4の外国株式インデックスは、アセットマネジメントOneが運用していて、日本を除く主要国の株式に投資するインデックスファンドです。MSCIコクサイ・インデックスに連動するように運用されているので、人口増加を背景とした世界経済の成長とともに、投資家の資産も増加させることが期待できます。


それぞれの特徴を振り返った上で、年初来のパフォーマンスがどうなったのか?を確認しておきます。2月中旬以降の暴落局面、弱気相場入りでも、最もパフォーマンスが良かった(悪くなかった)のはどれか?予想はつきますが、以下のチャートをご覧下さいませ。

基準価額の推移
昨年末の基準価額を0としており、それぞれの基準価額を指数化しています。

4ファンド全てが下落していましたが、予想通りの結果でしたね。
上記の4つのファンドのうち、昨年末から3月26日の基準価額のパフォーマンスが最も良かったのは、SVGB(-11%)でした。残りの3つはほぼ似たようなものでした。資産形成の達人は-21.6%、S&P500インデックスは-22.4%、外国株式インデックスは-23.7%でした。

直近の最高値(2/21)から直近の安値(3/23または3/24)の下落率も、SVGBは-16.7%、資産形成の達人が-29.7%、S&P500インデックスは-34.5%、外国株式インデックスは-35.3%でした。

やはり、SVGBのパフォーマンスがマシでした。これは当然の結果といえば、当然ですね。株式の組入れ比率が50%となっているからです。逆を言えば債権が50%組み入れられているということで、世界の投資資金が株式から、債券などの安全資産に流れていたことを考えると、これはSVGBのパフォーマンス向上に寄与するのは自然なことでした。

株式を主にその運用対象としているファンドと比べると、債券を組み入れたファンドの運用は、株価の暴落局面では基準価額を下支えすることが分かりました。もちろん、そんなことは資産運用の基本かもしれませんが、知識として知っているのと、実際に運用をして、調べてみて分かるのとでは、理解度が違います。

バランス型は大きなリターンを狙うことは難しいかもしれませんが、周りが暴落で泡吹いている時には、少しホッとできる商品なのかなと思います。まぁ、いつまでも暴落は続かないし、そのうちまた強気相場がやってくるので、バランス型だけでなく、アクティヴ運用やインデックス運用と組み合わせて行くのも一つのやり方なのかなと感じました。

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