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時短父さんの投資生活

日米の高配当株・連続増配株などへ投資して、経済的な自由を手に入れること、配当金で生活することを目標にしています。3児の父で、2020年末まで時短勤務で働いていました。またいつか時短に戻りたい。

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ヘルスケア株 / 外食・レストラン株

こんにちは。時短父さんです。

保有銘柄の7-9月期の決算発表は全て終わりましたが、決算発表ではキャッシュフローの情報が欠落している銘柄がいくつかありました。

そのうち、アッヴィ(ABBV)マクドナルド(MCD)のForm 10-Qが最近公表されましたので、それぞれの決算の内容に触れつつ、ここにキャッシュフローの情報を報告します。

まずはアッヴィから。

アッヴィの7-9月純収入は144.60億ドルで前年同期比3.8%増、営業利益は38.31億ドルで同68.0%増、調整後一株利益は3.00ドルで同1.7%増となり、純収入と一株利益は事前予想も上回る比較的好調な内容でした。

3Q 業績推移

そのアッヴィは11日5日、Form 10-Qを公表しまして、そこからキャッシュフローを確認しました。

それによると1-9月期の営業CFは117.58億ドルで前年同期比35.0%減、投資支出は6.83億ドルで同19.4%増、FCFは110.75億ドルで同36.8%減でした。

営業CFが大幅に減少しましたが、これは「買掛金及びその他負債」項目において、約10億ドルのキャッシュアウトがあったことと「無形固定資産の減損」がなかったことが主な要因かと思います。前年同期はそれぞれ36億ドルと28億ドルのキャッシュインでした。

ただし、このキャッシュアウトは主に2Q(4-6月期)で発生しており、3Q単体で見るとFCFは52億ドルを確保しています。

3Q CF推移

また投資支出が増えたと言っても、全体としては軽微なもので、営業CFのほとんどがFCFとして残りました。

アッヴィは1-9月期において82.73億ドルの配当を株主に支払ったようでして、FCFに占める比率(配当性向)は75%(前年同期は45%)となりました。

3Q FCF推移

このままの配当性向だと今後の増配に影響を与えそうですが、3Q単体では2Q単体に比べて改善してきいるので、4Q(10-12月)での更なる回復を期待したいところです。

続いてマクドナルドです。

マクドナルドの7-9月期売上高は68.73億ドルで前年同期比2.7%増、営業利益は31.88億ドルで同0.6%減、調整後一株利益は3.23ドルで同1.3%増でした。こちらも売上高と一株利益の事前予想を上回っていました。

といっても既存店売上高が世界全体で1.5%減少していて、やや逆風となっています。

【MCD】3Q業績推移

そんなマクドナルドも本日Form 10-Qを公表しまして、キャッシュフローを確認できました。

それによると、7-9月期の営業CFは27.36億ドルで前年同期比9.7%減、投資支出は7.94億ドルで同39.2%増、FCFは19.42億ドルで同21.0%減という結果でした。

前年同期との比較で言うと、営業CFでは「増加運転資本」の項目が0.8億ドルのキャッシュインでしたが、前年は4億ドル以上のキャッシュインがありました。ここが営業CF減少の主な要因かと思います。

【MCD】3QCF推移

マクドナルドは7-9月期において11.97億ドルの配当を株主に支払っています。FCFに占める比率は62%となりまして、前年同期の45%から大きく上昇しています。

まぁ、75%を超えなければ、安心して良いかなと思いますので、、大丈夫でしょう。
【MCD】3QFCF推移


ということで、今日はアッヴィとマクドナルドのキャッシュフローについてお伝えしました。

私がキャッシュフローを重視するのは、やはり配当株投資をしているからです。配当の原資は会社に流入するキャッシュです。今後の配当がどうなるか、増配が続くかなど、キャッシュフローを見る事で確認をすることができますからね。

私はこのことをOxfordクラブのマーク・リクテンフェルド氏から教わりました。詳しくは下記のリンクの『「年100回配当」投資術-日本人が知らない秘密の収入源』をご参照下さい。

楽しい投資生活を。
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