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第2回運営協議会議事録
12/26 9:45〜11:30アスト津 11名
県教委高校教育室
県教委生徒指導
若者自立支援センター
県勤労・雇用支援室長
松阪商工会議所
代々木
サポステ
スクールカウンセラー
チャレンジスクール

議事

(1)事業の中間報告

*カリキュラム委員会A:不登校経験者が大半を占める昼間部の生徒が対象(20名弱)
(1)質問紙の実施
GSES: 自分がいかに物事を達成していけるか前向きな予期をはかるテスト
一般に10ぐらいの値が出るところ、この集団では平均4ぐらいで、0や1とか
なり低い値の生徒もいる。
SRS: 心理的ストレス反応を自己診断。
一般の高校生の現状と比較してもストレス状況がやや高い、または高いという状況。
シャイネステスト: 対社会的なシャイネス度をはかる。
USLA: 孤独感尺度 現状、子供たちが孤独感を感じているか。

(2)SSTプログラムの実施
多くの生徒が自分をだすところまでなかなかいっていないので初期的な交流をうながすためゲームから行っている。今後、交流を深めたり、相手のことを聞く、自分のことを話すなど具体的なことをすすめていきたい。
(3)体験活動
志摩にデイキャンプに出かけた。準備段階から取り組ませた。苦手なところも協力しながらやってくれりいろんな葛藤や冒険があって、これを経て成長した子もいた。
(4)個人面接
今、とくに適応しにくい子から面接している。病的なことも含めて、適応しにくい子が何人かいる。

・今後のプログラムにとりいれていけるようなものがあれば教えてほしい。
・SSTの間にはどんな仕込みがあるか?
・授業の中で少しやってもらっているが、あまり系統的にはできていない。
・エンカウンターは不登校の子の場合、枠がきついとにげれない。集団にいながらひきこもれる保障、その場にいながらしなくてもいいという配慮が必要。終わった後、自由に語り合える、聞いてもらえることができるシェアリングが大切。エンカウンターで傷つく子がたくさんいる。不登校の子にやるときの留意点を発表してもらう方がいい。あとのテストもあるとよい。面接の中で、タイプ別に把握しておくとよい。
・日々の取り組みとリンクできるものにしてもらえるとよく伝わる。
・難しいのはかかわりながら、ひきこもらせること。やりたくない抵抗がどんな抵抗かアセスメントすることが必要。 自己開示は漠然としていたり自由度が多いものは書けない。自由度を落としてあげることも必要。報告書はきれいなところより、どろどろをどう乗り越えたかを書いてほしい。
・プログラムが始まる前に、二つの窓で、選ばせることをやったがうまくいかなかった。子供たちに何を課題に持っていくといいか。
・核になれる生徒がいるような一般的な集団とは違ってほどんどがコミュニケーションが苦手という集団でやるので難しい。
・スタッフ間で目標設定をする。高いところをのぞまないでいくといいのでは。不登校の子は自己開示をどこまでしたらいいかわからないので、モデルの設定をしっかりすることも必要。

*カリキュラム委員会B: 今年4月から試験的に開講した夜間部の生徒が対象。生徒の多くが 高校を中退後、昼間アルバイト等で働いている。(7名)

(1)プログラムの実施状況
働きながら通信制高校で高卒資格をめざす夜間部の生徒たちがどのような支援を必要としているのか、具体的に把握するアンケートを作成し実施した。その結果を受けて支援の在り方を模索している。

(2)アンケート結果
・入校の動機は高卒資格が必要だから。
・通信制の自学自習では不安。
・具体的には学習面、レポートやスクーリングの自己管理、学校(教師)との関わりの少なさ、クラスメートとの関わりの少なさに不安を感じている。
・サポート面としては、学習面、レポートやスクーリングの管理、卒業後の進路指導などを必要としている。。
・仕事などでスクーリングへの出席が難しいので補充スクーリングが必要。

(3)アンケート結果を受けて
・キャリアA・B・C(代々木高校学校設定)の利用による履修の軽減。
・メディア学習を利用したスクーリングの補充。
・卒業後のキャリアアップにつねげるキャリアカウンセリングの実施。
・企業との連携の模索。

・12月に松阪商工会議所主催の会議に出席させてもらって、現状を説明。
・高校生のインターンシップの後援をしている。うまく連携をひろげていけたら。
・昼間部の生徒でアルバイトすらできない子がいる。前回、サポステの中川さんにキャリアカウンセリングに来ていただくお願いをしたが、外部へ(一施設に)出て行くのは難しいということで今回は一般のキャリアカウンセラーの方にお願いした。サポステとも連携できればと思うがこちらから生徒を連れていけば可能ですか。卒業していることが条件という話もあるようだが。
・基本的には卒業生が対象であるが一部在学中からも来ている。自立訓練講座に参加してもらってもよい。そこまで至っていない生徒が多い。在学中の生徒は授業との関わりで難しい。基本は卒業生。
・おしごと三重に来てもらっても大丈夫。
・通信の場合は授業とのかねあいの問題もない。就職は卒業次の四月がチャンス。節目を大事にしたい。卒業後と言わず是非、在学中からお願いしたい。
・高卒資格は取れても仕事をするには踏み出せないという生徒もいる。
・現在関わっている県立の生徒は、担任が心配して窓口に連れてきた。放課後来てもらったり、サポステの出張相談に通っている。コミュニケーション能力にかける生徒が多い。カウンセラーと定期的に接触することで、少しでもよくなるように相談にのっている状態。将来的には、施設に出向いていったり家庭まで訪問に持っていきたいがまだ難しい。待つ相談から、働きかける方向に動いてはいる。
・親や先生がだめでも専門のキャリアカウンセラーの人の話は聞ける場合もある。
・進路ガイダンスなども日々行っているが、さらに専門的なキャリアカウンセリングが必要なケースもあるので是非お願いしたい。

(2)研究協議会(2月実施予定)の持ち方について
誰を対象としたどのような趣旨の会にすればよいか意見を求めた。

・不登校の支援から、その先のサポートステーションなどの自立支援までの様々な取り組みを紹介する。
・事業の報告もかねての研修会
・その会に参加することでどういう知見が得られるかが大切。例えば、小・中の学級担任として使えるネタや進路先の一つとしての情報。
・どちらかというと学校と相容れない立場のフリースクールが多い中で、元教員という目線からのチャレンジスクールの実践について知ってもらう。

出た意見を参考に会の持ち方を再考する。

(3)次回 2/18(水) 9:45〜11:30
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