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『やさいのおしゃべり』

いもとようこさんのかわいいイラストの絵本、当然、かわいいお話だと思うじゃないですか。
でも、この話は、大人には耳の痛い「冷蔵庫にものをつめこんで駄目にする」話なんです。

[フレーム]

「3がいのれいとうしつは もっとひどいらしいぞ。3ねんまえのごはんが、まだこおっているらしい」
...これで、「きゃ〜♪」と買うことにしてしまいました。

買われてきたきゅうりが(それも、乱暴に運ばれてほうりこまれてすり傷ができる)、
野菜庫にいる野菜と話をするんですが、
食べるのを忘れられて傷んでいく野菜の形容が、すごくリアルなの。

昔は美人だったと言われて「むかしばなしはしないで!」と泣きながらさけぶ大根、
「ぼくみたいになるなよ!」とやせほそった笑顔で捨てられていくかぼちゃ、
ミイラになったしょうが、
...あるある、と、大人だったら思い当たって赤くなることばっかり。

平和に終わりそうに見えて、さいごの一行がきいています。
お子さんに読んであげる前に、冷蔵庫を掃除したくなりそうな絵本です。

『やさいのおしゃべり』 泉なほ(作) いもとようこ(絵) 金の星社 1200円+税

2007年3月27日 (火) 絵本・児童書 | 固定リンク
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