by ホーガン Mシリーズ
手乗りサイズなのに“超”精密で人気のホーガン『Mシリーズ』から期待のニューフェイスが登場!
モデルは、今でこそ一般的な言葉になった『ステルス』の元祖ともいえるアメリカ空軍のロッキードF-117Aです。
それまでの飛行機の概念を打ち破ったユニークな外形、レーダーに映らない(?)神秘的な性能、そして戦闘機のカテゴリーなのに爆撃しかできないんです。
今回はそんな『とんでも』な奴をご紹介いたしましょう。
まず第一印象は、「いい」。
単純なようで意外に複雑な平面で構成されたスタイルを無難にまとめています。
機首上下面にあるFLIRの窓もクリアパーツにするなど、ツボを押さえたニクイ演出も発見できます。
コクピット内部もHUDにクリアパーツが使われていて精密感の向上が図られています。
が、キャノピーのコーティングが再現されていないのが惜しいところです。
マーキングは黒一色の単調なものではありますが、
F-117のなかでも派手な部類にはいるシャークティースが描かれたものをトップバッターに持ってきました。
尾翼のTRは当時の所属基地である『トノパ・テストレンジ』を意味しています。
実機が機体内に武装を収納する形態なので外部兵装はまったくないスタイルとなっています。
ただアクセントとしてレーダーに「映るよう」にするレーダーリフレクターが装着されたところを再現しています。
さて、新鋭機の印象が強い同機ですが、アメリカ空軍からはすでに全機が引退。過去の戦闘機となってしまいました。
しかし、F-117で得たテクノロジーは現在の最強戦闘機であるF-22ラプターに存分にフィードバックされているのは間違いありません。
真打ちともいえるアイテムが登場したホーガンMシリーズですが、2009年はさらに新機種の投入が予定されています。
公開可能になった情報の詳細は逐次紹介していく予定ですので、よろしくお願いいたします。
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ホーガンMシリーズの新製品、F-117Aナイトホークです。来春発売の予定です。
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派手なシャークティースのマーキングが目を引きます。
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軍事機密だった排気ノズル周辺もしっかり再現!?
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飛行機の概念を打ち破ったスタイルを見事にモデル化しています。
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パッケージ内でもまさにステルス!