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【スノーボード】19歳・長谷川帝勝 今季2勝目 第2戦の雪辱「自分の滑りができた」

[ 2025年1月7日 04:32 ]

スノーボードW杯ビッグエア第3戦 ( 2025年1月5日 オーストリア・クラーゲンフルト )

スノーボードW杯のビッグエア第3戦で優勝した長谷川帝(@fisparkandpipe)
Photo By 共同

スノーボードのW杯ビッグエア第3戦は5日、決勝が行われ、男子は19歳の長谷川帝勝(たいが、STANCER)が179・75点で制し、開幕戦に続き今季2勝目を挙げた。高難度の横5回転技をそろえて快勝。スロープスタイルと合わせて通算5勝目となった。女子は開幕戦覇者で18歳の深田茉莉(ヤマゼン)が182・25点で2位に入り、17歳の鈴木萌々(キララクエスト)が3位だった。

9位だった第2戦から長谷川はきっちり雪辱を果たした。サッカースタジアムに設営されたジャンプ台で巧みに技を繰り出し、喝采を浴びた。「楽しみながら自分の滑りができた。2025年のいいスタートが切れた」と充実感に浸った。

予選からただ一人、横5回転技だけを貫き通した。「自分の滑りさえできれば、結果は何でもいい」との境地で、同日夜開催の決勝にも集中。1、2回目に2方向で高々と大技を成功させると、ともに腕を突き上げて喜びを爆発させた。

スイスで約3週間、ジャンプだけではなく総合的な滑走技術を磨いた。来年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪代表争いの中、大きな2勝目を手にしても「まだまだハイレベルな試合が続く。油断せず、自分の滑りを貫いて結果につなげていけたら」と気を引き締めた。

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