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佐久間朱莉「凄く幸せな一日」 初参戦で女子連覇!21歳成長株がMVP ゴルフの3ツアーズ選手権

[ 2024年12月9日 04:44 ]

<Hitachi 3Tours Championship 2024>優勝トロフィーを手に笑顔を見せるJLPGAチーム(前列左から)小祝さくら、竹田麗央(後列同)桑木志帆、河本結、佐久間朱莉、古江彩佳(撮影・会津 智海)
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ゴルフの3ツアーズ選手権は国内の男子(JGTO)、女子(JLPGA)、シニア(PGA)各ツアーの賞金ランク上位者らによる6人制の団体戦が行われ、21ポイントを獲得した女子が2大会連続8回目の優勝を飾った。佐久間朱莉(21=大東建託)がMVPを受賞した。前半はフォアボール方式、後半はフォアサム方式で争われ、2位は18ポイントの男子、3位は15ポイントのシニアだった。

「初出場でMVPまで獲れて凄く幸せな一日だった」と佐久間は頬を緩めた。桑木とのペアで出場。前半は高速グリーンに苦しんだが後半は快調にスコアを伸ばした。圧巻は1番パー5。残り250ヤードからピン1メートルにつけるスーパーショットでイーグルにつなげた。

ツアー本格参戦3年目の今季は2位3回、トップ10入り14回と何度も上位に顔を出しながら初優勝に届かなかった。しかし最後の最後に勲章を手にした。

男子、シニアとのラウンドで「男子はドライバーの飛距離が凄い。シニアはびっくりするほどアプローチが上手。一つでも自分の引き出しに入れたい」と新たな収穫もあった。

21歳の成長株は「来季は優勝したいし、今季より良い成績でここに戻ってきたい」とさらなる飛躍を目指す。

▼女子・竹田麗央 優勝できて凄くうれしい。来年はまずは1年間ケガなく試合に出て、いろんな経験をできたら。(初出場の年間女王は来季米ツアーで戦う)

≪男子惜敗 今平「楽しかった」≫男子は最終組の最終ホールまで首位に並びながらも惜敗。2年ぶりの優勝はならなかったが、4度目出場の今平は「楽しかった」と年に1度、3ツアーが集う大会を充実の表情で振り返った。優勝した女子については「ギャラリーの多さ、声援とかが凄かった」と観客との一体感を改めて感じた様子。自身は今季、日本オープンでのメジャー初制覇で7季連続勝利を挙げた。「来年も優勝できるようにしたい」と抱負を語った。

≪シニア逆転負け 藤田苦笑「らしい」≫シニアは前半で首位に立ったが、後半で逆転を許して最下位の3位に終わった。主将を務めた藤田は「(前半は)予想外の出来事。みんなで"シニアらしいね。後半は体力が持たないね"と慰め合っていました」と笑いを誘った。今季はメジャーの全米シニアオープンで2位に入るなど、来季米シニアツアーの出場権も手にした。来年の主戦場は米国となる方針で、「来年で56歳なので楽しみながら良いニュースを届けたい」と力を込めた。

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