[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

【陸上】青学大有志が4月ドイツ遠征 原晋監督も同行「井の中の蛙にならないように」

[ 2024年2月23日 17:20 ]

記念撮影に収まる青学大・原監督(左)と招待女子5キロで優勝した久保凛(右)
Photo By スポニチ

アディダス・ジャパンが主催するロードレース「ADIDAS TOKYO CITY RUN 2024」が23日、都内で開催され、箱根駅伝で総合優勝を果たした青学大の原晋監督がゲスト参加した。

会場の盛り上がりに満足感を見せ「陸上競技の価値が上がった。ありがたい業界になってきた」としみじみ語る。「普及というキーワードを使って事を起こさないと発展にはならない。箱根駅伝にただ勝つだけでなく、フォローアップとしてイベントをできること、ファンを味方につけることは青学大、長距離界にとってプラスになる。我々が戦っているフィールドが豊かになれば、我々も頑張る甲斐がある」と話した。

学生トップ選手を集めた招待男子5キロで箱根駅伝8区区間賞の塩出翔太(2年)が14分1秒で日本人トップの3位に入るなどトラックシーズンへの調整は順調。指揮官は「究極のスピード練習はタイムトライアル。春のトラックに向けてのタイムトライアルの位置づけで参加した」と語った。

また、4月下旬にはドイツ遠征を計画。ドイツ・バイエルン州のアディダス本社の視察や、同社主催のレースに5人ほどの選手が参加する予定。指揮官が本社に行くのは初めてで「現地視察してヨーロッパ文化を感じてこようと思う」と語り、「パートナー選手の中には世界記録保持者もいる。日本の箱根駅伝は大切なコンテンツだが、井の中の蛙にならないように、競技レベルも上げていく。世界のランナーはこういう選手がいると目の当たりにするのがさらなる競技力の向上になる」と狙いを明かした。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2024年2月23日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /