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国内唯一の雄ラッコ「リロ」死す 国内飼育は鳥羽水族館の雌2頭のみに

[ 2025年1月5日 04:42 ]

22年11月、サッカーW杯カタール大会で日本の勝利を予想したラッコの「リロ」
Photo By 共同

スポーツイベントの勝敗予想などで知られる雄のラッコ「リロ」が4日朝、死んだ。雄としては高齢とされる17歳。飼育先の水族館「マリンワールド海の中道」(福岡市)が同日、発表した。

鳥羽水族館(三重県鳥羽市)によると、国内で飼育中のラッコは同水族館の雌2頭となった。

リロは和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で2007年3月に誕生、12年にマリンワールドに移った。昨年12月下旬に体調不良で餌を食べなくなり、治療に専念していた。

22年のサッカーW杯カタール大会では色違いのディスクを拾って飼育員に渡す方式で、日本がドイツを破った「ドーハの歓喜」を予想するなど、愛くるしい姿で人気を集めた。

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