高市早苗氏 猪口邦子氏の夫と長女に哀悼の意「涙が止まりません。邦子先生の御体を心配しています」

自民党の高市早苗前経済安全保障担当相(63)が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。火災で夫と長女を亡くした自民党・猪口邦子参院議員(72)にお悔みの言葉をつづった。

東京都文京区小石川2丁目にある猪口邦子氏の自宅マンション火災で、警視庁捜査1課は1日、死亡した2人の身元は、猪口議員の夫で東大名誉教授の孝さん(80)と長女(33)と確認されたと明らかにした。死因は焼死だった。火元は応接室で失火の可能性が高いとみて調べる。

高市氏は「猪口邦子参議院議員のご自宅の火災の報道があってから、邦子先生がどれほど驚き悲しみ睡眠も取れない状況で混乱の中に身を置かれているかと想像すると、辛くてなりませんでした。今日の報道で、ご主人の孝先生とご令嬢の御逝去を警視庁が発表したと知り、衷心よりお悔やみを申し上げます」と故人を追悼。

猪口家との思い出を振り返り「私が落選中だった時に、当時の猪口邦子大臣と猪口孝先生が、主人と私を夕食に招待して下さいました。ご多用の現職大臣が落選した前議員の為にも時間を割いて下さる事が、何より有難く感謝の気持ちで一杯でした。また、私は若い頃から猪口孝先生のご著作を多く読んでいましたので、御本人を前に緊張していましたが、孝先生はとても温かく優しい方で、2組の夫婦で楽しい夕食の時間を過ごさせて頂きました」とつづり、「思い出すと、涙が止まりません」と深く悲しんだ。

そして「孝先生とご令嬢のご冥福をお祈り申し上げますとともに、身心ともに疲弊しておられるであろう邦子先生の御体を心配しています」と、邦子氏の身を案じた。