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【紅白リハ】イルカ 今年の漢字は"あえて"の1文字「大人が悲しい世の中を...申し訳ない」

[ 2024年12月29日 18:11 ]

笑顔でポーズを決めるイルカと南こうせつ(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

大みそか「第75回NHK紅白歌合戦(後7・20)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールなどで行われ、歌手のイルカ(73)が報道陣の取材に応じた。

紅白は32年ぶり2回目の出場。国民的ソングとして、世代を超え愛される昭和の名曲「なごり雪」を披露する。「神田川」を歌う白組の南こうせつと、紅組、白組の枠組みを超えたスペシャルセッションとなる。囲みには南とともに出席した。

今年の漢字1文字を聞かれると「私は"愛"という文字なんですよ」と答えた。その理由には、愛を信じ、平和を愛するイルカらしい含蓄が込められていた。「なぜかというと、あまりにかけ離れたことが多すぎて。だからこそ、愛ということが見直されなければいけないんじゃないかと思うということが多い」。世界で絶えない紛争、言葉での誹謗中傷やいがみ合い...。そんな世の中への思いや、自己反省もにじませた言葉のチョイスだった。

左胸には「愛の種をまこう」とメッセージが記されたバッジを付けていた。「特に子供たち、これから育っていきますけど、私たち大人が悲しい世の中を作っていることが申し訳ないということが多すぎて。だから、愛の種をまいて少しでお世の中が明るくなればいいなと思って、愛という言葉を、あえてささげたい」と訴えていた。

今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争...多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。司会は、お笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、伊藤沙莉、同局・鈴木奈穂子アナウンサーの4人。

ゲスト審査員は、俳優の横浜流星、漫画家の青山剛昌氏、タレントの内村光良、プロ車いすテニス選手の上地結衣、女優の河合優実、プロスケートボーダーの堀米雄斗、バレリーナの森下洋子氏、脚本家の吉田恵里香氏で、今年と来年の"顔"8人が務める

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