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橋下徹氏 コメまで価格高騰に「農家を支えるということは必要だったにせよ...自民党政治のツケ、失敗」

[ 2024年5月26日 07:58 ]

橋下徹氏
Photo By スポニチ

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が26日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。日本人の主食のコメも高騰していることについて言及した。

さまざまなモノの価格が高騰しているが、番組では、コメの価格も昨秋に比べて2倍近くになっていると伝えた。コメの価格高騰の主な理由は、昨夏の猛暑によって収穫不足になり供給量が減っていることと、コロナ禍が明けて外食産業の需要が高まってこと、インバウンドのの需要が高まっていることで需要と供給のバランスがとれず、コメが不足していることだという。

橋下氏は「僕は、日本の国がお米の需要と供給を調整してきたツケが回ってきたと思います。農家さんをしっかり支えるということは必要だったにせよ、供給と需要というものを国家が調整するということになれば、柔軟に対応できなくなるんですね。これはある意味、自民党政治のツケ、失敗の結果だと思いますね。僕はもともとそっち(市場原理)を重視すべきだったと思います」と自身の考えを述べ、「農家さんを支える話と減反政策で需給調整を国家がやるっていうのは別物」と指摘した。

一方、岸田総理の側近で物価高対策の立案などにもかかわっている自民党の木原誠二前官房長官は「物価高の波、これは予想されていましたか?」と聞かれ、「いろいろ天候不順等々もありますし、円安の効果もいろいろあります。なので予想していたかと言われると十分に予想はできていませんでしたが、いずれにしてもしっかり対応していかないといけないなと思います」と答えていた。

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