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山本陽子さん死去 若手時代は通行人役も ギャラは衝撃の...映画1本380円

[ 2024年2月22日 12:32 ]

女優の山本陽子さん
Photo By スポニチ

「放浪記」「おはん」などの舞台をはじめ、映画やドラマで清楚(そ)な役から悪女まで幅広く演じて存在感を示した女優の山本陽子(やまもと・ようこ)さんが死去した。81歳。東京都出身。幾つか浮名も流したが、生涯独身を通した。

和服の似合う美人女優として知られ、山本海苔店のイメージモデルを半世紀以上も続けてお茶の間にも親しまれた山本さん。有名な車好きでもあり、23年2月4、11日に前後編には放送されたBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!」に出演。若手時代について語っていた。

山本さんは1963年、21歳の時に第7期日活ニューフェイスとして芸能界入り。同年「光る海」の女子学生役でデビューした。しかし、当時の日活には吉永小百合、松原智恵子、和泉雅子の「三人娘」がいて、彼女たちの勢いに押されてなかなか作品には恵まれなかった。

山本さんは「1年間は仕出しというんですか。喫茶店のお客さんとか通行人。そういうのをやっていた。1日3本くらいの映画に出てたんです。1本出るとだいたい380円です。だけど、3本やったら1000円ちょっとになります」と明かした。

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