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鈴木おさむ キャリア最後の舞台開幕「辞める前にやっておきたかった」「僕がただの変態ではないと...」

[ 2024年2月20日 21:00 ]

舞台「芸人交換日記」の初日を迎えた(左から)鈴木おさむ氏、小森隼(GENERATIONS)、陣(THE RAMPAGE)、アンジェリーナ1/3(Gacharic Spin)
Photo By スポニチ

3月いっぱいで放送作家業と脚本業から引退する鈴木おさむ氏(51)が20日、東京・麹町のTOKYO FMホールで、自身が企画・脚本・演出を務める舞台「芸人交換日記」(25日まで)の初日を迎えた。キャリア最後の舞台となり「今、この物語をたくさんの人の目に焼き付けたい」と力を込めた。

自ら2011年に出版した小説が原作で、同年に舞台化、13年に映画化もされた代表作の一つ。「自分が辞める前にどうしてもやっておきたかった作品」と今回の舞台に懸ける思いを明かした。
物語は無名のお笑いコンビが主人公で、芸人としてもがく日々や葛藤を交換日記という形式でユーモアを交えて描く。「芸人を辞める」という悩みが一つのテーマ。「10年以上前に書き、今自分が辞めるというタイミングで、この作品を上演できることに感謝している」と自身の境遇に重なる巡り合わせにも感慨深げだった。

今作でお笑いコンビを演じるのはGENERATIONSの小森隼(28)とTHE RAMPAGEの陣(29)。特に小森は、鈴木氏とTOKYO FMのレギュラーラジオ「鈴木おさむと小森隼の相談フライデー」で共演するなど、親交が深い。「自分が悩んでいた時に知り合って、今では師匠と呼ばせていただいている間柄。おさむさんに褒められたくてここまで頑張ってきたので、最後になるのは寂しいですが、教えていただいた全てを返せるように頑張りたい」と感極まった様子だった。

ただ鈴木氏本人はあっけらかん。現在は、脚本を務めるテレビ朝日の連続ドラマ「離婚しない男」が官能的な内容で話題を呼んでいる最中。「今回の舞台を見てもらえれば、僕がただの変態ではないということを理解してもらえるはずです」とジョークも忘れなかった。


しろまる...小森とともにお笑いコンビを演じる陣は「THE RAMPAGEとして活動する中、もしかしたら自分たちもこのようになっていた可能性もあるんだなと思わせる作品でした」と内容にシンパシーを感じている様子。「見終わった後には、隣の人を抱きしめたくなるような作品です」と呼びかけた。女性バンド「Gacharic Spin」のアンジェリーナ1/3(22)は今作が舞台初挑戦。「公演に来てくれる皆さんを抱きしめていきたい」と力を込めた。

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