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青学大・原晋監督 佐々木麟太郎の米国"流出"で警鐘「優秀な人材、日本からどんどん流出しますよ」

[ 2024年2月20日 19:44 ]

青学大・原監督

今年の箱根駅伝で青学大を2年ぶり7度目の総合優勝に導いた原晋監督(56)が20日、フジテレビ系「Live News イット!」(月〜金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、歴代最多の高校通算140本塁打を放った花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(3年)の米スタンフォード大進学を受け、日本の大学とのシステムの違いについてコメントした。

佐々木はこの日、花巻市の同校で取材に応じ、同大への進学について「自分自身、野球人生だけで決断したわけではありませんし、自分自身の人生の考え方、人生観としては一瞬の喜びではなく一生の喜びでというふうに、意思を持って最終的に決断はしています」と答えた。

佐々木は4年間で約5000万円とも言われる学費を全額免除されるほか、住居費や食費も免除される「フルスカラシップ」で入学する。こうした手厚い待遇に、原監督は「日本の教育も少し考えていかなきゃいけないなと思うんですよ。優秀な人材、日本からどんどん流出しますよ」と警鐘を鳴らした。

その上で、日本と米国の大学についての考え方の違いを説明した。「日本はスポーツはスポーツ、勉強は勉強、大学は勉強するところであって、スポーツは別物だという扱いをしがちなんですよ」。一方で、「スタンフォード大学は多様な人を受け入れる姿勢、素晴らしいです」と称賛した。

原監督は佐々木に、国内の大学でプレーして欲しかった思いもあるという。「佐々木選手、東大に入れなかったのか。わざわざそっちに行かなくても、東大、(東京)六大学で活躍して、日本のプロ野球に入って、それからメジャーに行く...そんな流れを否定されていますよね」。さらに「いやあ...東大野球部に入ってもらいたかったなあ」とつぶやいていた。

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