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宝塚歌劇団新理事長が会見初同席で謝罪 急死劇団員遺族との話し合い「お知らせできる段階で改めてご報告」

[ 2023年12月27日 12:50 ]

会見冒頭、頭を下げる村上浩爾理事長 (撮影・後藤 大輝)
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宝塚歌劇団の宙組劇団員(25)が急死した問題を巡り、12月1日付で歌劇団理事長に就任した村上浩爾理事長が27日、大阪市内で行われた雪組トップスター・彩風咲奈の退団会見に同席した。

これが理事長として初めての記者会見となり、席上で「現在の宝塚歌劇団の状況につきまして、大変ご心配をお掛けいたしておりますこと、おわび申し上げます。また、公演スケジュールの変更につきましても大変ご迷惑をお掛けいたしておりますこと、重ねておわび申し上げます」などと陳謝した。

さらに「現在、ご遺族とのお話し合いにつきましては、具体的な時期を申し上げられず大変申し訳なく思いますが、また皆さまにお知らせできる段階になりましたら改めてご報告申し上げます」などと報告。その後、彩風の退団会見に流れ、村上理事長が言葉をはさむことはなかった。

劇団員の急死をめぐっては、遺族側は背景に上級生からのパワハラがあったとしているが、歌劇団側が設置した外部調査チームの報告は「過重労働」は認めたものの「パワハラ等は確認できなかった」としていた。その後2度、両者の話し合いがもたれ、来年1月半ばにも面談交渉が行われるとしている。

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