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古市憲寿氏 "頂き女子"事件に「20代と40代...恋愛は生まれにくいという前提を男性側も意識した方が」

[ 2023年12月7日 09:22 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

社会学者の古市憲寿氏(38)が7日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。「頂き女子りりちゃん」を名乗って恋愛詐欺マニュアルを販売し、自身も男性の好意につけ込み現金をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた無職渡辺真衣被告(25)について言及した。

名古屋地裁(大村陽一裁判長)で6日に行われた公判で、渡辺被告は詐欺罪の起訴内容を認めた。証拠調べでは、渡辺被告が「(お気に入りの)ホストをNo・1にすることに生きる意味や価値があった」などと語った供述調書を読み上げた。起訴状や冒頭陳述によると、茨城県の男性に、つらい生い立ちで家族仲が悪いとのうそを告げ、抱えている金銭的問題が解決しなければ別れなければならないとほのめかしていたという。

渡辺被告は横浜市の男性から計約1億1000万円をだまし取った詐欺罪や、別の女=公判中=に詐欺の手法を指南したとする詐欺ほう助罪でも起訴されている。被告が指名していた東京・歌舞伎町の店のホストの男(26)は、詐欺で得た金と知りながら受け取ったとする組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕、起訴された。

古市氏は「個人で詐欺する人のためにマニュアル化するってことは、ある種の能力が必要だと思うんですね。その能力を犯罪じゃないところに生かしたらと思うんですね」と言い、「一方で、40代の人が20代の人にこういうふうに言われて信じてしまうものなんですか?世間一般から見て、20代の女の子と40代男性って、あんまりマッチングって成立しにくいじゃないですか」と指摘。「それこそお金がめちゃくちゃあるとか、ポジションがあるんなら分かるんですけど、そうじゃない場合に、そこで恋愛ってなかなか生まれにくいという前提をまず男性側も意識した方がいいんじゃないかなって思っちゃいますよね。もちろん自分にめちゃくちゃ自信があったり、何かあるんだったら別ですけど、普通は同世代が多いわけだから、よほどのことじゃないと起こらないってある程度思っておいた方がいいんじゃないかなと思いますね」と強調していた。

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