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橋本五郎氏 "巨額裏金疑惑"歴代の安倍派事務総長の対応に「不誠実。会計責任者に聞けば分かる話」

[ 2023年12月7日 15:09 ]

読売テレビ社屋
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読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が7日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜後1・55)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー券問題について言及した。

安倍派(清和政策研究会)の所属議員の中には、最近5年間で9000万円超のキックバック(還流)を受け、裏金にしたとされる議員がいることが判明。安倍派全体での裏金は5年間で1億円超とみられる。少なくとも10人以上が還流を受け、複数が1000万円を超えて受領していたが、この議員が突出していた。

東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで、還流額が多い安倍派所属の議員秘書らを中心に聴取を進めており、還流に関する議員とのやりとりなどを確認する。

今回の問題について、安倍派の事務総長経験者の松野博一官房長官は「政府の立場としてお答えを差し控えるべきだと認識」、西村康稔経済産業相は「政府の立場としてお答えを差し控えたいというふうに思います」、下村博文元文部科学相は「ノーコメント」、現事務総長の高木毅党国対委員長は「会計に関しては関わっておりませんので、何とも言いようがございません」としている。

橋本氏は、歴代の安倍派事務総長の対応に「まず、この対応が不誠実ですね。だって会計責任者に聞けば分かる話じゃないですか。それを捜査中だとかいう理由でね。今、(松野氏は)官房長官として政府の立場で会見してるんだから言えませんと。今、根本的な政治に対して不信を持たれている話なんですよ。それを進んで説明しなきゃいかしいでしょ。今の段階での説明ですよ」と強い口調で自身の考えを話した。

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