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好調「らんまん」第105話は18・5% 番組最高を更新!寿恵子効果?朝ドラ"復活"3作ぶり18%超

[ 2023年8月28日 09:45 ]

NHK連続テレビ小説「らんまん」の主演を務める神木隆之介
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俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は25日、第105話が放送され、平均世帯視聴率は18・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが28日、分かった。第65話(6月30日)などの17・9%を0・6ポイント上回り、番組最高を更新した。朝ドラの18%超えは2021年度後期「カムカムエヴリバディ」以来3作ぶり。直近2作の番組最高を大きく上回り、朝ドラ"復活"を印象づけた。最終回まで残り約1カ月、数字の推移が注目される。

<(注記)以下、ネタバレ有>

昨年度後期「舞いあがれ!」の番組最高は16・9%(第10話、10月14日)、同前期「ちむどんどん」の番組最高は17・6%(第116話、9月19日)。朝ドラの18%超えは「カムカムエヴリバディ」の19・7%(最終回・第112話、4月8日)以来となった。

初回(4月8日)は16・1%発進。丁寧な人物描写やストーリー展開、美しい台詞や演出など、派手さはなくとも内容はスタート時から好評を博した。5月8日から「東京編」に入り、ヒロイン・寿恵子役の女優・浜辺美波が本格登場。視聴率も上がり始めた。

第55話(6月16日)第59話(6月22日)第65話(6月30日)と3度、17・9%を記録。高藤(伊礼彼方)田邊教授(要潤)とヒール役も話題を呼び、最終章が近づくにつれ、主人公・万太郎(神木隆之介)を支える寿恵子も活躍。作品の人気に拍車をかけている。

朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

第105話は、寿恵子(浜辺美波)は植物採集に出掛ける万太郎(神木隆之介)にキクを探してきて、とお願いした。1カ月後、迎えた"菊くらべ"当日。みえ(宮澤エマ)や菊千代(華優希)らが持ち寄ったキクを、岩崎(皆川猿時)が品評。華やかなキクが並ぶ中、最後に寿恵子が差し出したのは白く小さな「ノジギク」。寿恵子が花の魅力を堂々と語り始めると、その言葉は岩崎の胸に響き...という展開だった。

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