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【来週のスカーレット】第9週 距離が近づく喜美子と八郎 一方社長が急死した丸熊陶業は...

[ 2019年11月23日 13:00 ]

連続テレビ小説「スカーレット」第9週は「火まつりの誓い」。ある絵を描く川原喜美子(戸田恵梨香)(C)NHK
Photo By 提供写真

女優の戸田恵梨香(31)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「スカーレット」は11月25日から第9週に入る。

朝ドラ通算101作目。タイトルの「スカーレット」とは「緋色」のこと。フジテレビ「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」、日本テレビ「ホタルノヒカリ」などで知られる脚本家の水橋文美江氏(55)が朝ドラに初挑戦するオリジナル作品。"焼き物の里"滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始める1937年(昭12)大阪生まれのヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱万丈の生涯を描く。来年3月28日まで全150回。

主題歌は「愛をこめて花束を」「タマシイレボリューション」などで知られる越智志帆(35)のソロユニット「Superfly」のオリジナル曲「フレア」。Superflyが朝ドラの主題歌を制作し、歌うのは初。語りはNHKの中條誠子アナウンサー(46)。ドラマの語りを務めるのは初となった。

第9週(11月25〜30日)は「火まつりの誓い」

喜美子(戸田)は、八郎(松下洸平)が持っていたという深野心仙(イッセー尾形)の絵を想像して描いてみる。距離が少しずつ近づく二人。一方丸熊陶業の社長が急死し、照子(大島優子)の夫が若社長となる。絵付け火鉢の生産は縮小される可能性が高まり、深野は信楽を去る決意を固める。一方、百合子(福田麻由子)の進学問題が持ち上がり、川原家は相変わらずの貧しさであることを喜美子は思い知る。ある日喜美子は、深野が信楽を去ったのちに、自らより若い弟子について修業の道に入ろうとしていることを、八郎に聞かされる。衝撃を受けたものの、深野への尊敬の念はいっそう高まり、自分は残るべきかついていくべきか、喜美子の気持ちは揺れる。常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)はそんな喜美子を心配している。そんな中、火まつりの夜を迎え、大きなたいまつを担いで歩く喜美子。女性での参加者は珍しかったが、八郎と一緒にしっかりと神社にお参りをすませる。深野がいなくなった後、一人前の絵付け師として仕事を続けよう、と喜美子の決意は固まる。深野とは、感謝の思いですがすがしく別れる。そしてある日、八郎の商品開発室を訪ねた喜美子は意外な姿を目にする。

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