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Wヤング平川幸男さん死去 相方・佐藤武志が悼む「あと10年はやれると...夢が叶わず無念」

[ 2019年11月12日 16:34 ]

「Wヤング」の平川幸男さん(右)と佐藤武志
Photo By スポニチ

お笑いコンビ「Wヤング」の平川幸男(ひらかわ・ゆきお、本名・平川幸朗=ひらかわ・こうろ)さんが11日、大阪市内の病院で亡くなった。78歳。所属事務所の吉本興業が12日に発表した。

平川さんは今年2月、左ひざの「左変形性膝関節症」、腰の「腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症」と診断されて手術を行い、3月30日に退院。4月に仕事復帰していた。関係者によると11月上旬に入院し、昨夜容体が急変して亡くなった。

相方の佐藤武志(65)は所属事務所を通じてコメントを発表。「僕にとっては相方でありながら、師匠でもあり家族のような存在でもありました。コンビとしては今後迎える喜寿・米寿・卒寿などの長寿祝い年で、なんばグランド花月ででっかいイベントをやって悔いなく引退できればいいなと話していました。あと10年はやれると思っていました。それぐらい元気でパワフルな男でした。その夢が叶わず無念で心寂しい思いです。師匠、ゆっくり先に休んでいてください。35年間本当にありがとうございました」と悼んだ。

平川さんは1964年頃、故中田治雄さんと「Wヤング」を結成したが、79年に中田さんが借金苦から自殺。平川さんはその後ピン芸人となったが、84年に佐藤とともに第2次Wヤングを結成した。

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