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八代英輝氏 護送中の逃走に「大阪地検は絶賛やらかし中、同じことがあってはいけない」

[ 2019年11月12日 12:50 ]

八代英輝弁護士
Photo By スポニチ

大阪府東大阪市で覚せい剤取締法違反(所持と使用)の罪などで公判中に保釈を取り消され、大阪地検が収容した大植良太郎被告(42)が護送中の車から逃走した事件で、弁護士の八代英輝(55)が12日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)が苦言を呈した。

大阪地検は岸和田支部で先月30日にも、無免許過失運転傷害などの罪で保釈を取り消された女が車で逃走する事件が起きている。

八代氏は、「大阪地検は、岸和田支部は絶賛やらかし中なんですよ。もう同じことがあってはいけないわけですよ」と笑いを誘った後、身柄の確保術などを訓練している警察に協力を要請しなかった地検の姿勢を疑問視。先月30日の事例と「裁判官も同じだったわけですから。厳重警戒ですよ。なぜ、その中で検察から警察に"ちょっとお願いします"という風に頼めないのか」と首をかしげた。

そのうえで「その関係性が普段から検察と警察の間で出来ていないのが問題」だと指摘した。

捜査関係者によると、東大阪市の河内署から約2キロ先の枚岡署へ大植被告を護送していた9日午前4時ごろ、事務官3人が乗った車内で同被告が「手錠がきつい」と訴えた。事務官が左手の手錠を外したところ、暴れてスライドドアを開けようとし、ドアが半開き状態に。運転していた女性事務官が車を止め、車外でもみ合いになり、被告は右手首に手錠、腰縄をつけた状態のまま、はだしで逃げた。

発生から2日。大阪地検は11日午後2時ごろ、大阪市内の淀川に架かる橋の上で身柄を確保した。

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