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2・24の拓真戦へアンカハスが3度目の来日 兄・尚弥とはSF級時代に対戦の可能性があった

[ 2024年2月18日 16:09 ]

プロボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 王者・井上拓真(大橋)―同級9位ジェルウィン・アンカハス(フィリピン) ( 2024年2月24日 東京・両国国技館 )

羽田空港に来日したアンカハス
Photo By スポニチ

WBA世界バンタム級王者の井上拓真(28=大橋)に挑戦する同級9位ジェルウィン・アンカハス(32=フィリピン)が18日、羽田空港に来日した。

元WBC世界王者の山中慎介や、元世界3階級制覇王者の亀田興毅のスパーリングパートナーを努めた2012年以来、約12年ぶりに日本の地に足を踏み入れたアンカハスは「体調も良くきている。フライトも快適でした」とサムアップした。

次戦に向けては米ラスベガスで約10カ月、母国フィリピンで約3カ月練習を重ね、スパーリング数は約500ラウンドを数えたという。「(拓真は)いい選手だと思うし、偉大な兄(尚弥)と似たスタイルを持つ。彼のためにもいい試合をするために日本に来た」と拓真が兄・尚弥(30=大橋)にも劣らない実力の持ち主であると警戒する。

元IBF世界スーパーフライ級王座を9度防衛にしたアンカハスは、同級時代に尚弥と対戦の可能性があったことを告白。「当時は同じ階級でもしかしたら対戦するかもしれないと聞き、ワクワクしていたが、実現はしなかった。今は階級も変わり、偉大な選手となったので今の活躍はうれしく思う」とスーパーバンタム級4団体統一王者を称え、記者から「当時、尚弥と対戦したかったか?」と問われると「そうですね」と苦笑いを浮かべた。

昨年12月の4団体統一戦で同郷のマーロン・タパレス(31)が尚弥に敗れ2本のベルトを失ったことで、現在フィリピンの世界王者は不在となった。「自分自身もここでベルトを持って帰ると言いう強い意気込みで来た」とただならぬ思いを明かし「いい試合になると期待している。KOで勝てればよりより良い」と闘志を燃やした。

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