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トヨタ自動車の2年目左腕・増居翔太が6回1失点で大勝発進に貢献

[ 2024年11月2日 19:57 ]

第49回社会人野球日本選手権 トヨタ自動車8ー2日本製紙石巻 ( 2024年11月2日 京セラドーム )

<トヨタ自動車・日本製紙石巻>力投するトヨタ自動車・増居 (撮影・須田 麻祐子)
Photo By スポニチ

2大会ぶり7度目の優勝を狙うトヨタ自動車が、先発した増居翔太投手(24)の好投で初戦を突破した。自己最速タイとなる最速148キロをマークするなど6回を3安打1失点。7三振を奪う、危なげない投球だった。

「打者一人一人に対して自分のボールを投げきることを心がけました」

初回から2回にかけて4連続三振を奪うなど、3回まで完全投球。「これまではあまり信頼度が高くなかった」というフォークで3つの空振り三振を奪い、投球の幅を広げた。

滋賀県内屈指の進学校である彦根東で2度の甲子園出場を果たし、慶大を経て入社2年目。2大大会初戦の先発に抜てきした藤原航平監督は「調子も良かった。柱になってほしい」とうなずいた。レジェンド右腕・佐竹功年が今夏の都市対抗を最後に現役を引退。生まれ変わった投手陣をけん引していく。

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