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カーショー 涙のスピーチで生涯ド軍宣言「他の場所にいることは想像できない」手術経て来季復帰目指す

[ 2024年11月2日 10:46 ]

祝賀イベントで優勝トロフィーを掲げるカーショー(AP)
Photo By AP

2020年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いたドジャースが1日(日本時間2日)、本拠のロサンゼルスで優勝パレードを実施した。43年ぶり12度目となったヤンキースとの東西名門対決を制しての凱旋。ロサンゼルスは熱狂に包まれた。前回Vの20年はコロナ禍で優勝パレードを行えなかっただけに、1988年以来36年ぶりの優勝パレードだった。

その後、本拠のドジャースタジアムに戻り、祝賀イベントが実施された。大谷翔平がグラウンドに姿を現すと大歓声で迎えられ、フリーマンには「フレディ」、ベッツにはおなじみの「ムーーーー!」コールが起こるなど、拍手喝さいとなった。

スピーチではけがに泣いた、サイ・ヤング賞3度受賞の36歳ベテラン左腕カーショーも声を震わせ、涙声でスピーチ。「この日を長い間待ち望んでいた。長い間、この日を祝うことを待ち望んでいた。今、他の場所にいることは想像できないし、ここにいるこのグループよりも優れたグループと一緒に祝うことも想像できない。言葉が出ないよ。このチャンピオンシップに私は何も関われなかったけど、皆さんと一緒に祝えることは世界で最高の気分だ。2度のチャンピオンで、これからももっとたくさん勝ちます。さあ、行こう」と感極まった様子で話した。パレード中にも「今まで一番の盛り上がりだ。こんな光景は見たことがない。インクレディブルだ」と話していた。

カーショーは祝賀イベント後、13日(日本時間14日)に2カ所の手術を受ける予定だと明かした。1つ目は、左足親指、左足裏の手術で、当初診断された骨棘以上の損傷があるという。2つ目は、左膝半月板の修復手術で、全治未定という。また、自身に契約の選択権がある選手オプションを行使することも明言した。

カーショーは、ドジャース戦を中継するスポーツ専門局「スポーツネットLA」の取材にも対応。2006年のドジャース入団から一筋17年のベテラン左腕は「いつの日かドジャースのユニホームを着て引退できることにとても感謝している。すぐにではないけどね。でも、いつかその日が来る」と改めてドジャースで現役を終える意向を示した。

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