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耐久、耐えて耐えて選抜当確 黒船来航の1年前創立超伝統校、ついに初聖地へ

[ 2023年10月29日 16:20 ]

高校野球近畿秋季大会準々決勝 耐久4―1須磨翔風 ( 2023年10月29日 シティ信金スタ )

耐久・冷水
Photo By スポニチ

和歌山1位の耐久が須磨翔風を破って4強に進み、来春の選抜出場を確実にした。正式に出場が決まれば、春夏通じて初の甲子園出場となる。

先発の冷水孝輔(2年)が耐えた。初回に2安打を許して先制されるも、2回以降は無失点と踏ん張った。

打線は同点の5回に相手の適時失策で勝ち越し、2―1の8回に犠飛と適時打で2点を追加して突き放した。

耐久は江戸時代後期の嘉永5年(1852年)創立。これはペリーが黒船で来航する1年前に当たる。創部は日露戦争終結の1905年(明38)。超伝統校が悲願の聖地行きを確実にした。

◇冷水孝輔(しみず・こうすけ)2006年(平18)7月30日生まれ、和歌山県海南市出身の17歳。小学1年に加茂仲良しクラブで野球を始めて捕手と投手。中学では有田リトルシニアに所属した。耐久では1年春から背番号20でベンチ入りし、1年秋から背番号1。1メートル75、78キロ。右投げ右打ち。

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