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巨人 2試合連続3回途中KOのメンデスを抹消 7月は月間防御率1・67と抜群の安定感誇るも

[ 2023年8月28日 16:30 ]

<巨・神(20)> 3回、マウンドに向かいメンデス(右)に降板を命じた原監督(中)(撮影・大森 寛明)
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日本野球機構(NPB)は28日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、巨人は2試合連続で3回途中KOされたヨアンデル・メンデス投手(28=ベネズエラ)の登録を抹消した。

今季から加入した左腕投手のメンデスはここまで全て先発で13試合に登板して4勝4敗、防御率2・30。

7月は月間1勝ながら32回1/3を投げて6失点、防御率1・67という抜群の安定感を誇っていたが、8月は20日の広島戦(マツダ)で2回までに2発を浴びて3回途中4安打4失点で降板し、来日4敗目。そこから中6日となった前日27日の阪神戦(東京D)では被安打2ながら4四死球にボークと乱れに乱れて3回途中2失点(自責1)で降板した。

前夜の阪神戦では、0―1で迎えた3回に1死から近本に死球を与え、ボークで二進を許すと、岸田の捕逸で三進された流れのプレーで岸田が三塁へ悪送球。バッテリーミスが続き、無安打で2点目を奪われた。

この回、近本への死球はユニホームをかすっただけだったが、阪神ファンからは大ブーイング。中野を中前打で塁に出し、メンデスの一塁けん制球が中野の右脇腹に当たると、再び阪神ファンから盛大なブーイングを浴びた。

森下は打ち取ったものの、大山にストレートの四球を与えて塁に出すと、原辰徳監督(65)はたまらずベンチを飛び出て厳しい表情でマウンドへ。2死一、二塁で登板した2番手右腕・田中千が2球でノイジーを打ち取り、それ以上の失点とはならなかった。

だが、メンデスにとっては厳しい内容。本人は「先発の役割を果たすことが出来ずに悔しいです。次の登板に向けてしっかり調整します」と話していたが、試合後、3回の失点シーンについて聞かれた原監督は「分かりやすい反省点ですよ。バッテリー間でもね、一人相撲という言葉はあるけど、二人相撲は正しいんだろうけど...」とピシャリ。メンデス―岸田バッテリーに猛省を促していた。

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